宅便つきましたか?
と尋ねるのもなあ・・・
とっくに着いてるはずの
いろいろ詰めた宅便に
着いたとも言ってこない
お嫁さん・・・
でもね
と
老婆は自制心を働かせます
「私はもう天国にいる」と
思ってみようってね。
いずれは行くところなのだもの
ちょっと早めに行ったと
思ってみれば
何もこの世に
腹をたてることはないよね
と
言い聞かせているので
ございますよ。
姑と嫁は所詮
赤の他人ですもの
仲良しごっこなんて
する必要はなくて
ただ「親しい知人」
として
お付き合いすればいいんです、
え、老後の世話になるの?
あちらにその気は
毛頭ないし
こちらにもその気は
毛頭なくて
ただただ親しい
知人として
お付き合いしたいものです。
冷たい?
のではありませんよ
時代はもはや
嫁が姑の世話をする
のではなく
お嫁さんは自分の
実家の親の
世話をする時代です
なので
娘を持たず
息子だけを授かった親は
捨てられてしまう
自分というものを
いさぎよく受け入れて
その上で息子たちが
優しさを見せたら
過分の幸せと考える
ことですね。
母系社会日本は
家族制度崩壊の後
本来の母系社会に
すっかり先祖返りしたので
父系の親は
孤独に耐えて
老いの森を
さまよう覚悟を
決めましよう。