人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

聞き役

2016年10月22日 | 日記

対話にならない知人たち

A子・・・自分の病状とか体の状態だけを

しゃべりまくってこちらの感想とか意見を

はさんでも完全に飛び越えてます

そして対話の形になるのは

こちらが相手のことに優しく「質問」した

ときだけ返事をしてそれが

そのまままた彼女だけの

おしゃべりに移行してゆく。

B子・・・自分の今のこと、親戚のこと

夫のことなどを一直線に話して

あいの手にこちらがちよっと

自分の側のこと話しても

それはまったく耳に入れず

ただの中断にもならず

自分の話を続けていきます。

すごいですよーー

C子・・・少しましな対話が

できないことはないのですが

一時間以上えんえんと

自分の話を品よく話します。

D子・・・徹頭徹尾こちらの話を聞く

気は毛頭ありません、

ただただ聞いてほしいだけで

こちらは相槌を上手に打っているだけです。

つまり私は

たいていの知人にとって

ただの「聞き役」にすぎません。

そこで決めました

自分はこの人たちにとって

吸水盤になればいいんだって。

自分のことを話すのは

この人たちに話しても意味を持たない

のだから

ただただ「ふーん」といってればいいんだと。

そうですよね、

今更こんな老婆の話は

聞きたくもないでしょうし

自分の話を目一杯することで満足ならば

それでいいのさ・・・