人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

おいしい漬物

2017年01月02日 | グルメ

そんなのとっくに知ってる

って方も多いと

思いますけれど

最近はまった漬物のことです。

まず醤油、そしてなにより

にんにく!

たっぷり!

ごま油!

これでいいのです

ここにシソの葉や実

大根薄切り

菜っ葉(さっと茹でる)

要するに

なんでも呑み込んでくれる

ツワモノなのでした。

これはつよーいご飯の味方で

これをもっと普及させたら

日本の米の消費量も少しは

上がるかも

というくらい

たいしたものです。

ハンバーグ文化に染まって

しまった日本の

文化もかるーくなりましたが

少し

ご飯文化を取り戻しましよう

「このご飯の一粒に神様が宿っていなさる」

子供を教育(食育)していた

昔の人は

えらかった!


誓いの休暇

2017年01月02日 | 映画

昔ロシア映画に

「誓いの休暇」がありました。

ソ連の時代なのに

なんともいい映画でした

母親の元に一瞬

帰ることのできた若い兵士の物語

のように

私も息子が一瞬、帰ってきました

映画では母親を抱きしめるだけの

本当の一瞬でしたが

わが家では7日ほど。

その間に

伸び放題のわが家の庭の木々は

きれいに刈り取られ

庭には燦々と太陽が。

重たい灯油も買ってくれたし

汚れ放題の窓ガラスもぴかぴか

縁側も台所もぴかぴか

息子は未だに定職はなく

風来坊のその日稼ぎ

ですが

ああ、その優しさたくましさは

サラリーマンで人間関係に悩んでいる

男たちにはない

風が吹いていて

それはそれでいいなあと

しかし老後はどうなるんだろうと

老婆は心配しているけれど

ともかく

この正月は

文字通り「清々しい」時間を過ごして

いるのです。

そして

彼が去ったあと

あれは奇跡の日々だったなあと

老婆は涙ぐむに違いない

のです・・・