人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

「ちゃん」呼ばわり

2017年01月09日 | 日記

知人で大学教授の女性

子どもを三人持ちました

彼女、子どもたちを呼ぶのに

みな「ちゃん」を付けてます。

太郎ちゃん、二郎ちゃん、花ちゃん

といった具合。

私が「自分の子にちゃん付けなんて

おかしくない?」

と言ったら返事は

「子どもの人格尊重です」って。

へぇー、そうなの?

でもさぁ、子どもが30、40、50歳に

なったらどうするの

って思ってるうちに

ほんとに彼女の長男は50歳を越え

みんないい歳になりました

今も

「太郎ちゃん、二郎ちゃん」

・・・・・

はたで聞いてるとおかしくって。

50歳過ぎた息子に「太郎ちゃん」・・・

でもこのおかしさにまったく気付かず

自分は常に正しい

自分たちの家族に瑕瑾はないと

信じ込んでいるようなのです。

まいったな。

下町のおっかあなら

「こら、太郎!」なんて

怒鳴っても

いい家庭だったりするんだけどなあ。

彼女の家庭は外見上常に

「完璧」であらねばならなかった

ゆえに

娘は犠牲になったのです・・・

インテリって、かなわんなあ。

わが子を「ちゃん」付けて呼ぶのは

いかがなものでしょう。

どこかでぴしっとしなきゃ

へんてこりんな

お笑いぐさになりますよ。