昔から日本では「風情(ふぜい)」というものが
尊ばれてきました。
何が風情なのかって、一言では語り尽くせない
と思いますが
例えば田舎の景色、などと言っても
今は違います、どこへ言っても
同じような家が
ーー住宅建築会社の同じような設計のーー
田舎のかなり奥まで浸透していますから。
藁屋根の家とか
曲がり屋とか
屋根に石を乗せた家など
50年前にはほんと
見ることができたのです。
たとえば東京のビル群を見て
外国人は賞賛するわけですね、
どこが?と思うけれど
KやC国のビル群をテレビで見たら
仰天します・・・
「美」が失せた建築群です。
それを思うとやはり
日本はビルの街にも
風情を意識してる?
ほんとに?
わかりませーん。