知人の息子、もういい年なんですーー
が
インドの奥地の村から帰ってきました、
スマホももない村の子供達の素朴さ
石でお手玉をして道端で遊んでいる。
トイレはお向かいの家に借りにいくという
お向かいの家も平気で使わせているという
村人の生活の中に
彼は日本が失ったある大切なものを
見つけたみたいです。
風貌もそれらしく
瞳が美しいーー
が
母親はこの息子の漂泊者みたいな
生き方を心配しています。
こちらから見ていて
でも
この漂泊者のような魂を抱いた日本人こそ
これから
どんどん「在りし日のよきもの」を
失ってゆく日本に存在していてほしいものだと
思ったのでした。
スマホに囚われてしまう子供たちを
このような人たちが
救ってくれないかしらと
わずかな望みを託すのでした・・・