人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

インドの村から

2018年05月28日 | 日記

知人の息子、もういい年なんですーー

インドの奥地の村から帰ってきました、

スマホももない村の子供達の素朴さ

石でお手玉をして道端で遊んでいる。

トイレはお向かいの家に借りにいくという

お向かいの家も平気で使わせているという

村人の生活の中に

彼は日本が失ったある大切なものを

見つけたみたいです。

風貌もそれらしく

瞳が美しいーー

母親はこの息子の漂泊者みたいな

生き方を心配しています。

こちらから見ていて

でも

この漂泊者のような魂を抱いた日本人こそ

これから

どんどん「在りし日のよきもの」を

失ってゆく日本に存在していてほしいものだと

思ったのでした。

スマホに囚われてしまう子供たちを

このような人たちが

救ってくれないかしらと

わずかな望みを託すのでした・・・