人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

続く田舎暮らしの問題

2018年08月15日 | 日記

因習に縛られた田舎に入って暮らす

難しさは都会の人には想像もつかない

ものがあるようです。

それはたぶん大昔からの

「結ーゆい」とか「講ーこう」とか

呼ばれてきた固い結束の歴史のせいでしょうか。

これは冠婚葬祭その他で助け合ってきたという

分かち難い集団で

この中に組み入れてもらうなんて

まず不可能かも。

そして一旦組み入れてもらったとしても

その人がよほどの好人物かさもなければ

よほど貢献できるか

でなければ

苦しいことになりそうです。

たとえば「消防団」に率先加入して

働きを見せるとかすれば

少しはましでしょうが

消防団に消極的ならたちまち村八分。

まあ、お年よりの女性なら相当額の寄付をすれば

まあまあ暮らしやすくなるかもしれない

といった具合です。

そんな息苦しいことなんかなくて

田舎暮らしを満喫し

ゴミ出しも問題ないという人は

よほど恵まれた人と言わざるを得ませんね。

そのうち集落の「結」も「講」も希薄になってゆくでしょう

すると都会から来た人たちとの間の垣根も

どんどん低くなってゆくかもしれません。