人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

ぬるま湯でいい?

2017年03月21日 | ニュース

百条委員会ってものを

テレビで見たけれど

あーあ、驚いたなあ

これぞぬるま湯ってものでしたねえ。

ぬるま湯もぬるま湯ずぶずぶ

もともと言葉下手な日本人と

相まって

厳しい追及の仕方も気持ちもあんましなくて

追及される側の方におちょくられていましたねえ。

まあねぇ・・・

こんなもので日本の政治は

ぬるぬるとやってきたのでしょうねえ。

官僚が強くて民が弱い体質と

言葉上げしない国民の体質が

ぬるま湯日本を引きずってきたのでしょうか。

そしてーー

K国の歴代大統領の結末などが

日本ではまず見られないのは

よしとすべきだと思います。

テレビが毎日毎日M学園のことばかり

100万円がどうのこうの

もう視聴率下がりますよ・・・

今や危機に立つ日本なのに

そして安倍総理が再びロシアに

向かおうとしているのに

都議会にしろ

国会にしろ

ぬるま湯に浸かったまま

私たちをいったい

どこへ連れていくのでしょうかーー


sleeping

2017年03月20日 | 日記

ずっと以前のこと

オーストラリアから来た若い女性と

とある短大の教室を訪れたことがあって

そこで全員の自己紹介ということになり

みなが自分の趣味hobbyを言う

ってことに。

ああ、驚いた

ほとんど全員がこう言いました。

my hobby is sleeping

おちょくられてんじゃないか?

と思いましたね。

帰り道とある木陰に猫が寝ていて

私たち思わず異口同音に

my hobby is sleeping

と声をあげて大笑いしたなあ・・・

恥ずかしい、情けないと

思っていたら

文珍さんの本にも

同じことが書いてありまして

こちらは某関西では名のある私立大学で

やはり「いちばん幸せな時」を聞いたら

「寝るとき」と「風呂」だったとか。

老人大学に間違えて行ったのかも。

そんなこたーないですね。

しかし、と

知人のある人は言いました。

某国立大学の学生たちが集っている

ある食事会に行ったときのこと

全員が自己紹介をしたのですが

なんとそれぞれが強烈な趣味をもっていて

圧倒されましたよと。

ああ、この人たちが将来の日本を

背負ってくれるぞ、と

心から思ったそうです。

老婆は提言します

そういう大学こそ存続すべきで

学生には無償の学費を提供すべし。

そしてsleepingの大好きな

大学なんぞ廃止して

彼らには「眠ってないで働け」と

言いたいものでございます。


皺ーしわー

2017年03月19日 | 日記

これまでに

あっと驚く顔の皺を二度、見ました

一人は5センチ四方くらいの

餅が少し膨れ上がったようなのが

顔全体を区切っている・・・

もう一人は無数の深い皺が

それこそチリメンの少し大きめの「しほ」が

顔全体に刻まれていて

頬といわず口元といわず

びっしり覆っている・・・

むごい・・・

神様、あなたはなぜかくも残酷な

ことをなさるのですか。

他人ごと(ひとごと)みたいに言う

この私だって

他人から見れば

「お気の毒に」と思われているかも

しれません。

しかし・・・

顔の整形するなんて

天に唾する行為だと

ましてそれを

国の売りにしているK国なんて

文明の低さを露呈している

内心思っていたのです

かくも無残な皺を見てしまったら・・・

考えが変わりましたね。

ええ

それは限度の問題で

若い女の子が顔を変えるなんて

やめてくださいよ。

あなたは「若い」というだけで

神に祝福されているのですから。

 

 

 


春の野草

2017年03月18日 | 日記

カラスノエンドウ、ツクシ

春の野芥子(はるののげし)、ぺんぺん草

菜の花、三つ葉、ひよこぐさ

タンポポ、ニオイスミレ

などなどをすべて

てんぷらにしていただきます。

もちろん、一人の食卓では

こんな面倒なことはいたしませぬ。

友あり、遠方、ではなく

近くから来てくれてにぎやかにいただく

春の恒例。

それにしても

野草はうれしいものですね。

そしてーー

料理とは愛する人たちのためにこそ

身が入るものですね。

料理は、職業としている場合はわからないけれど

家庭にあっては

一人でぼそぼそ「たこ焼き」とか「なべ」とか

餃子とかてんぷらとかを

「愉しむ」って心境には

なりにくいものですね。

それを愉しむことができる人は

よほど「できた」人なんですねーー

というわけで昨夜は

野草のてんぷらで

にぎやかな食卓でございました。

感謝でございます。

 


石臼・・・

2017年03月17日 | 日記

いえいえ、私のことではありませんよ

ま、体型は別として・・・

友人の本音です

彼女の夫は定年後延々と

うちにいて

毎日じっとテレビの前に座って

おりましたが

ついに82歳をもって生涯を閉じました。

友人は告白したのです

私にとって晩年のあの

「こたつ前の夫」は

お地蔵さまでございましたよ

はい、三度三度お供えをして

それがすむと下げて台所で洗い物をして

会話もないので

私もこたつでじっと黙って

編み物をするばかり。

彼は旅行に行く趣味もなく

これという趣味もなかったので

ひたすらテレビがお友達だったのですね

「水戸黄門」は必ず見てましたが

私にはなんの興味もありません

私ひとりになってみると

なんとまあそこに自由が開けておりました。

好きな時に旅に出る、

好きな時に好きなものを食べ

好きな時に寝て

とまあ、

自分の時間が100パーセント。

振り返れば

あの存在は別に嫌いではなかったけれど

石臼みたいに

私の足を踏んでましたね。

ただ、私には夫婦という家庭を崩そう

なんて気持ちはないし

好きとか嫌いを越して

責任感で持ちこたえておりましたね。

なので石臼を引っ張っては歩けないから

私はじっとしていなければならなかった

のです。

さ、こんなことあなたに話して

彼にはお詫びを言わなくてはなりません

でも

これが「解放」でなくてなんでしょう。

明日、私、ひとり旅です

以前から行ってみたかった

「会津」へ行きます・・・

ごめんなさい、あなた。

でもありがとう・・・