晩冬 小寒 第六十七候 芹乃栄(せりすなわちさかう)
小寒(しょうかん)
「寒の入り」ともいわれ、世の中では「寒中見舞い」
が贈り交わされます。言葉の上では、この後にくる
「大寒」のほうが寒気の強さを表していますが、
「小寒の水、大寒に解く」という言い伝えもあり、
むしろこの小寒のほうが、より寒気が意識されるかも
しれません。
芹乃栄(せりすなわちさかう)
春の七草のひとつとして知られる芹は、冷たい沢の
水辺で育ちます。「日本書紀」に「せり」の名がみら
れるほど、古くから渡したちになじみのある食材です。
「万葉集」に、「あかねさす昼は田揚びてぬばたまの
夜の暇に摘める芹これ」という歌があります。
これは芹を摘んで意中の女性に贈った男性の歌で「昼間
は仕事で忙しく、ようやく夜になってからわずかな暇を
見つけて摘んできたのがこの芹ですよ」という心。
昔も今も、季節の風物を人に贈り、ともに楽しむのは、
変わらぬ日本人の美意識なのでしょうか。
旬のさかなは笠子です
和名は、頭部が大きく、笠をかぶっているように見える
ことから起こった俗称「笠子」に由来すると考えられて
います。
カサゴおよびその近縁の魚は、身は脂が乗っている割に
身の締まっている白身で美味で、和・洋ともにさまざま
な料理に使われる。和食では鍋料理・潮汁・味噌汁・煮
付けといった汁ものや塩焼きが好まれ、小振りであれば
唐揚げとしても多く食されます。
旬のさかなはムール貝です
殻はやや偏った水滴型で、大型のものでは殻長10cm 以上
になるが、普通は5cm 前後。殻はあまり膨らまず、左右
にやや平たい。外側は光沢がある黒褐色から黒青色。
内側は青白色をしており、部分的に弱い真珠光沢を持ちます。
元々日本には生息しない貝でもあり、和食ではあまり利用
されていないが、瀬戸内海などで漁獲されるイガイと同様に
「瀬戸貝」として炊き込みご飯などにすることがあります。
旬のやさいは蕪です
日本では、古事記の「吉備の菘菜(あおな)」がカブのこ
とと見られるほか、日本書紀に持統天皇が栽培を推奨した
と記されている。京野菜など西日本で見られる中国伝来の
アジア系とともに、東日本でヨーロッパ系(野沢菜など
関連する変種も含む)が在来種として確認され、シベリア
経由と見られています。
固いため、生食より煮物や味噌汁・シチューの具材として
利用が多いが一部では蕎麦の薬味として大根おろしの様に
利用される。加熱すると、一転して非常に柔らかくなるため、
ダイコンのように煮込む料理には向かない。 また、浅漬け、
糠漬け、千枚漬け(聖護院かぶら)、酸茎などの漬物に
加工されます。
季節のたのしみは七草粥です
七草がゆ・七草粥(ななくさがゆ)・七種粥とは、
人日の節句(1月7日)の(朝)に食べられている
日本の行事食(料理)であります。
春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の
無病息災を願って食べられる。祝膳や祝酒で弱った胃
を休める為とも言われる。
この行事は、平安時代には行われていたが、
室町時代の汁物が原型ともされています。
日本語って綺麗で良いですよね!好きです!
小寒(しょうかん)
「寒の入り」ともいわれ、世の中では「寒中見舞い」
が贈り交わされます。言葉の上では、この後にくる
「大寒」のほうが寒気の強さを表していますが、
「小寒の水、大寒に解く」という言い伝えもあり、
むしろこの小寒のほうが、より寒気が意識されるかも
しれません。
芹乃栄(せりすなわちさかう)
春の七草のひとつとして知られる芹は、冷たい沢の
水辺で育ちます。「日本書紀」に「せり」の名がみら
れるほど、古くから渡したちになじみのある食材です。
「万葉集」に、「あかねさす昼は田揚びてぬばたまの
夜の暇に摘める芹これ」という歌があります。
これは芹を摘んで意中の女性に贈った男性の歌で「昼間
は仕事で忙しく、ようやく夜になってからわずかな暇を
見つけて摘んできたのがこの芹ですよ」という心。
昔も今も、季節の風物を人に贈り、ともに楽しむのは、
変わらぬ日本人の美意識なのでしょうか。
旬のさかなは笠子です
和名は、頭部が大きく、笠をかぶっているように見える
ことから起こった俗称「笠子」に由来すると考えられて
います。
カサゴおよびその近縁の魚は、身は脂が乗っている割に
身の締まっている白身で美味で、和・洋ともにさまざま
な料理に使われる。和食では鍋料理・潮汁・味噌汁・煮
付けといった汁ものや塩焼きが好まれ、小振りであれば
唐揚げとしても多く食されます。
旬のさかなはムール貝です
殻はやや偏った水滴型で、大型のものでは殻長10cm 以上
になるが、普通は5cm 前後。殻はあまり膨らまず、左右
にやや平たい。外側は光沢がある黒褐色から黒青色。
内側は青白色をしており、部分的に弱い真珠光沢を持ちます。
元々日本には生息しない貝でもあり、和食ではあまり利用
されていないが、瀬戸内海などで漁獲されるイガイと同様に
「瀬戸貝」として炊き込みご飯などにすることがあります。
旬のやさいは蕪です
日本では、古事記の「吉備の菘菜(あおな)」がカブのこ
とと見られるほか、日本書紀に持統天皇が栽培を推奨した
と記されている。京野菜など西日本で見られる中国伝来の
アジア系とともに、東日本でヨーロッパ系(野沢菜など
関連する変種も含む)が在来種として確認され、シベリア
経由と見られています。
固いため、生食より煮物や味噌汁・シチューの具材として
利用が多いが一部では蕎麦の薬味として大根おろしの様に
利用される。加熱すると、一転して非常に柔らかくなるため、
ダイコンのように煮込む料理には向かない。 また、浅漬け、
糠漬け、千枚漬け(聖護院かぶら)、酸茎などの漬物に
加工されます。
季節のたのしみは七草粥です
七草がゆ・七草粥(ななくさがゆ)・七種粥とは、
人日の節句(1月7日)の(朝)に食べられている
日本の行事食(料理)であります。
春の七草や餅などを具材とする塩味の粥で、その一年の
無病息災を願って食べられる。祝膳や祝酒で弱った胃
を休める為とも言われる。
この行事は、平安時代には行われていたが、
室町時代の汁物が原型ともされています。
日本語って綺麗で良いですよね!好きです!