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今は晩冬 大寒 第七十候 款冬華(ふきのはなさく)

2012年01月22日 | 四季
晩冬 大寒 第七十候 款冬華(ふきのはなさく)

大寒
一年で最も寒さの厳しい時期です。この時期にあえて
武道や水泳などの稽古を行うことを寒稽古といいます。
寒さに耐える体力とともに、精神力を養うのにも最適
な季節ということでしょう。

款冬華(ふきのはなさく)
雪がまだ残る地面からぽつりぽつりと顔を出す蕗の
花は、待ち焦がれた春の訪れの象徴です。
花とそれを支える茎の部分は「蕗の薹」とも呼ばれ
日本特産の野菜として、しゃきっとした歯ごたえや
ほろ苦さ、高い香りが好まれてきました。
蕗の薹を天ぷらにしたり、刻んで味噌と和えた蕗味噌
などにしていただくと、なんだか春の味覚をいち早く
日々の暮らしに取り込めた気分になれそうですね。

旬のさかなは鰤です


標準和名「ブリ」については、江戸時代の本草学者である
貝原益軒が「脂多き魚なり、脂の上を略する」と語っており、
「アブラ」が「ブラ」へ、さらに転訛し「ブリ」となった
という説がある。漢字「鰤」は「『師走』に脂が乗って旨
くなる魚だから」、または「『師』は大魚であることを表
すため」等の説があります。
また大きさによって呼び名が変わる出世魚でもある。
日本各地での地方名と併せて様々な呼び方をされる。
関東 - モジャコ(稚魚)→ワカシ(35cm以下)→
イナダ(35-60cm)→ワラサ(60-80cm)→ブリ(80cm以上)
料理法は幅広く、刺身、たたき、寿司、しゃぶしゃぶ、
味噌漬け、焼き魚(照り焼き、塩焼き)、煮魚(ぶり大根)
等で食べられる。出世魚で縁起が良いこともあり、
西日本では御節料理に欠かせない食材とされています。

旬のやさいは百合根です


ユリ根(ユリね)は、狭義には食用とされるユリ属植物の
鱗茎のこと。広義にはユリの鱗茎全般を指すこともある。
ユリの葉が変形した鱗茎に養分が貯蔵されているため、
栄養豊富で漢方薬としても用いられる。ユリの多くは灰汁
(あく)が多く食用に適さないが、灰汁が少ない種を食用
とする。ユリの鱗茎は無皮鱗茎のため乾燥、高温、過湿な
どに弱いが、皮がないので食用とする際はそのまま食用と
出来る。茶碗蒸しなどに入れて食されることが多いです。

旬のくだものは蜜柑です


日本の代表的な果物で、バナナのように、素手で容易に
果皮をむいて食べることができるため、冬になれば炬燵
の上にミカンという光景が一般家庭に多く見られる。
「冬ミカン」または単に「ミカン」と言う場合も、
普通はウンシュウミカンを指す。
昔から「風邪の予防に良い」と言われるが、これはビタ
ミンCやシネフリンといった風邪の予防に有効な成分が
多く含まれているためである。
果肉にはプロビタミンA化合物の一種であるβ-クリプト
キサンチンが他の柑橘に比べて非常に多く含まれている。
これには強力な発ガン抑制効果があるとのことです。
甘い柑橘ということから漢字では「蜜柑」と表記される。

季節のたのしみは寒の水です


 「寒」は、二十四節気の小寒から大寒を含み、節分の
前日までの約1ヶ月間(1月6日頃~2月3日頃)
で、一年中でもっとも寒い時期です。
この時期の水は、雑菌が少ないとされ、各地で味噌、醤油、
酒づくりなどに利用され、餅をつくる地方もあります。


日本語って綺麗で良いですよね!好きです!

コメント
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