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DVD「八月拾五日のラストダンス」

2012年01月29日 | 映画(DVD)
DVD「八月拾五日のラストダンス」

戦争の悲惨さと、その中で生まれた儚い幸せを描く感動
ドラマ。太平洋戦争末期の昭和20年8月、陸軍烈部隊の
山瀬一等兵は、従軍看護婦の春香と出会う。ひとりまた
ひとりと戦死し、ふたりだけになった山瀬と春香は、
洞窟で互いの夢を語り合う。・・・と言う解説。

ストーリーの方はかなり安直で、悲壮な撤退作戦の中
バタバタと日本兵が死んでいき、最後に残った日本兵と
看護婦の悲恋というベタなもの。
ただ、ストーリーを展開させているだけで、視聴
者の感情の盛り上がりや期待している事を一切無視した結果
と言える。武器も食料もなく、ただただ敗走するだけの
日本兵の空しさを、切々と描くこともできたであろうに、
どうにも絵空事のような空虚感が漂います。
映画の舞台は南方という設定で、主人公は陸軍烈部隊所属の
敗残兵となっている。
でもどうにもジャングルの雰囲気がない。
ロケはフィリピンということだが、普通の竹林に手頃な
雑木林と言った感じ。お手軽ロケで誤魔化した雰囲気。
あまりおすすめできない作品でした。

コメント
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