
昨日のレッスンで、ツェルニー30番を
やっていた生徒ちゃん🎹
おめでとう㊗️🎉🎊
二周目終了です♬
ツェルニーはベートーヴェンの弟子で
ピアニストでした。
でも、ピアニストだけでなく
大変優秀なピアノの先生でもありました。
彼は弟子のためにせっせと練習曲を書き溜めました。
ツェルニー110番練習曲
ツェルニー100番練習曲
ツェルニー30番練習曲
ツェルニー40番練習曲
ツェルニー50番練習曲
ツェルニー60番練習曲
うわー、こうして並べてみると
すごい圧迫感😱
つぶらピアノ教室では30番からやっています。
でも、ピアノの練習、嫌だなぁ…
という人。
何が嫌って、ハノンとツェルニー。
練習曲はつまらないから。
好きな曲だけやりたいなぁ。
まぁそれが普通の感想でしょう…
でも好きな曲を、楽しく弾くためには
大事な基礎も身につけておくと
楽に弾けたり、余裕を持って弾けたり。
そうすれば音楽的に表情豊かに
楽しく弾くための余力が生まれます。
音を追うだけで四苦八苦の状態では
なんとか最後まで辿り着くのに精一杯で
音楽を楽しむ心の余裕が無くなります。
そんなわけで、小学生の必須アイテムとして、
この曲集をやっています。
しかも二周…😱
なかなか進まなくてだらだらとやってしまいがちな
練習曲。
なんとなく進んでは行きます。
そしてやればそれなりに力はついていきます。
ゆるーくやればゆるやかに。
しゃかりきになってやればそれに見合った分(笑)
このゆるーくやってそれなりについた力で
30番、40番とすすんでいくより、
30番くらいの、やさしいところで徹底的に
身に付ける方が、力になる気がします。
そこで、趣味でゆるーく楽しみたい、
あんまり辛い練習曲はやりたくない
有名な曲を少しやさしくアレンジした曲で
充分楽しめるから、オリジナルでなくてもよい
と思っているなら、
30番くらいをしっかり身につければ
まぁまぁ少しはかっこいいくらいの曲が
弾けると思います。
でも、ショパンのあまり難しくない作品を
オリジナルで弾きたいのなら、
40番まではやったほうがいいかな。
あとはツェルニーでなくても
もう少し楽しめそうな練習曲だったり、
ピンポイントで、いまやりたい曲に必要な練習をすれば
楽しく弾けると思います。
ピアノが好きで、ハマってしまうと
だんだん満足が行かなくなり、
もっと色々な曲が弾きたい、
もっと素敵に弾きたい、
と欲が出てきたら、普段から好きな曲と共に
練習曲もやると、応用力がつくと思います。
勉強と同じかな?
まずは教科書を徹底的に理解するとか。
難しい問題集をゆるーくやって、
終わったらさらに難しい問題集に進むより
やさしい問題集を徹底的に身に付ける、
何冊もやるより何周もするほうが
効率よく身につくように思います。
そんなツェルニー30番。
一周目はシートを使って
どの曲がどんな目的でやるのか
ひとつひとつ書いたプリントを渡しています。
できたら音符のシールを貼ります。
練習をする曲の目的もわからず、
ひたすらやるのもつまらない。
こういうテクニックを身につけるために
この曲をやる、と言うのを
しっかりわかってやる事は大事だと思います。
そして二周目は、
レッスンノートの後ろにある
四角いマスを使って
シールを貼ります。
今日は最後の2曲でした。
5年生の女の子❣️
小さな時から通っていて
途中でやめたくなっちゃったりもしたし、
いつもいつも快調に進んだわけでもない。
それなりに苦労もして、
面倒な練習もコツコツとして。
努力を重ねています。
楽しい曲集を合わせてやっているので
ソナチネや、バッハなどは
あまりやれていない。
時間のある小学生のうちにこれらもやって、
中学生になったら、息抜きにピアノが弾けるように
忙しい日々、楽しみな曲を中心にできるように
頑張っています。
今週は宿題は少なめなので、
好きな曲をプラスしていいよ。と言ったので、来週何を弾いてくるか楽しみです。
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