一生楽しめる力をつける。
ご縁があって、ピアノ教室に通ってくださる生徒さんには、ずっとピアノを楽しんでもらいたいと考えています。
まずは読譜。
どれみを読むのが早くなると
お家での練習が楽になります♪
最初はどれみをひとつずつ。
それぞれの音符が読めるようになったら
まとめて読めるように。。。
文字と同じです。
あいうえおがそれぞれ読めるようになったら
文章をまとめて読みます。
ひとつひとつを
ひ、と、つ、と読まず、
ひとつひとつ、とまとめて読むのと同じです。
言葉のように読んでいく、
あるいは楽譜を模様のように読んでいきます。
音楽の形を見る、幅を読む。
こんなことができるようになると
グーンと楽になります。
そして次にテクニック。
美しい音を出す体の使い方を学びます。
ピアノの音の魅力を感じるために
自ら美しい音で弾く。
そんな音を出すためには
聴き分けられる耳を育てなければなりません。
色々な音色を弾きわけられたら
表現の幅が広がって、
ピアノを弾く楽しみが増します♪
そんなあれこれを、
子どもは小学生のうちに
出来るだけ頑張って身につけます。
大人になるとやらなければならないこと、
たくさんあります。
自分の好きなことをする時間は
限られます。
もちろん、子どもだって忙しい。。
宿題だってあるし、遊ぶのも子どもの大切な仕事。
でも、それは自分のためにしていることですね。
自分のために多くの時間を使うことができるのは
社会に出る前まででしょうか。。。
仕事や家庭を持つと、
自分を優先できないことも多々あります。
まずは小学生のうちに出来るだけ進める。
そして次は学業と両立させながら
学生の間に力をつける。。。
大人になってもずっと
音楽を奏でる楽しみを手に入れて、
より深く楽しめるようになってほしい
と願っています✨
では大人になってから
やってみたいと思った人は?
やれる時は頑張る!でも頑張りすぎない。
これが秘訣かも知れません。
焦らずにじっくり取り組むのは
大人の方が上手かもしれません。
ピアノはコツコツ練習を続けていくと
必ず成果が出てくれる楽器です。
60代で初めてのピアノに挑戦して
80歳では憧れの曲を弾いて
楽しんでいる
という例もあります。
何歳からでも大丈夫なのがピアノ。
それぞれの年代にあったやり方で
無理なく続けていくことが
素敵な演奏を手に入れるコツかも知れません。