ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

教えること、教わること。

2011-12-03 13:51:24 | ピアノ教室
10月半ばに教習所に行き始めました。

私が学生の頃は、まだナビもなく、超方向音痴の私は車の運転なんて絶対無理って思っていました。

その後、ナビも登場し、とりあえず迷子の心配はなくなったけれど、

性格的にもむいてないし、車にも運転にも興味もなく、今よりず~っと便利な所に住んでいたので、

免許を取ろうと思わないまま歳を重ねてきました。



このまま車の運転とは無縁にずっと生きていくものとおもっていたのですが、

急に必要となってしまいました。

誰に言っても 「え~」という反応。。。



自分でも信じられないような気持ちでのスタートでした。



当初の予想通り、技能教習は大苦戦。

秋は伴奏の本番がいくつか入っていたし、時間のやりくりも大変でした。


それでもなんだか進んでいき、本人もまだ心の準備のないまま卒業。

一昨日、なんと免許証を手にしました

まだまだかかるとおもってのんびりしてたのですが、明日初心者マーク買いに行こうとおもってます

ひとりで運転するのはまだなんか怖いのですが、がんばります。



教習所で思ったこと。

いろいろな先生がいました。

褒めてくれる人、状況ごとにアドバイスしてくれる人、タイミングよく声をかけてくれる人。

相性の問題もあるのでしょうが、こういう先生だと、下手でも必要以上に自信をなくしたりしないし、

車に乗るのも楽しみになります。

一方、私があんまりな生徒だったせいもあり、ひとつ注意するとずっと尾をひいて、次に注意点がでてくるまで、

言い続ける人とか、悪い点をひたすらあげていく人もいました。

事故は命にかかわることですから、一生懸命教えるあまりに。。。かもしれませんし、

熱心な先生だったと思います。



が、やっぱりへこみます



もともと不安でいっぱいなのにどんどん自信がなくなって。

私には無理かもとか、随分思いました。

その先生の前だと、何をやってもうまくいかなくなったり。

いやいや、もしかすると、他の先生のまえでもたいして変わらない運転だったかもしれません。

駄目なところを気付かせてくれていたのだから、苦手な先生なんていうのは筋ちがいだとは思いました。

でも、本音を言えば、駄目だと言い続けられてはちょっとつらい。

教え方でモチベーションは大きく変わる。




今回、教わる立場になって、改めて生徒さんたちの気持ちを学びました。

車の運転と違って、ピアノはうまくできなくても命にかかわるわけじゃない。

次々と注意してしまったり、否定的な言い方になったりしないよう、

同じことを言うにしても、悪いところの注意より、良くするためのアドバイスになるように、と改めて思いました。

気をつけているつもりですが、今回の経験をよりよいレッスンに生かしたいと思います。