ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

春のコンサート終了

2017-06-29 14:12:50 | ピアノ教室
三月から毎月、伴奏でコンサートがありましたが、昨日で一段落。
次は秋です。

本番が近づくと、なんとなく落ち着かない気分になったりします。
そんな時の気分転換に、普段しないことをする、というのがあります。

今回は……



左の二つはプラムとブルーベリーのシロップ。右のはパッションフルーツとレモンのシロップ。

炭酸やお水でシロップを割って、果物がゴロゴロ入ったジュースにします。

1日経つと、果物が空気に触れないように、お砂糖で蓋をしていた分が沈んでいました。
果汁もかなり上がってきました。



この沈んだお砂糖が全部溶けたら出来上がり♪♪♪

もう一つはピクルス!



これがあると日々のごはんの時の一品に便利です。

毎日のごはんは、メニューに迷ったり、材料を買ってきたのに、いざ作る時になって、
急に面倒になってしまったり…頑張れない日もあるのですが😅

こういう作らなくても良いものを作っているのは、楽しいという…😍

美味しい気分転換だから、良しとしよう…😊👌

未来に花を咲かせましょう

2017-06-24 13:30:16 | ピアノ教室
梅雨に入ったら、雨が降らなくなったと思っていたら…☔️

先日、なかなかの雨が降りました。
しとしと降る日本の風情ある梅雨時の雨ではなく、なんだか風まで出て来て、一時は横殴りの雨💦

うーん、最近の気候は、昔より激しくなっていますね。
夏の暑さも、雨の降り方も…



教室の前に、紫陽花を植えています。
今が花時で、目一杯咲いております。

植えたのは3年ほど前。
空いていたスペースに、アナベルという品種の紫陽花を植えてみました。

晩秋の頃、苗を植えたら翌日には即紅葉し、あっという間に葉っぱが落ちてしまいました🍁
残っているのは、枯れた細い茎のみ。
地面に刺さっておりました。

これは、秋だから紅葉しただけ?
それとも根付かなくて枯れたのかな?

よくわからないまま、年を越し、春になり…
新芽が出て来たときは、本当に嬉しかったこと、覚えています。
その年は、背丈も低く、3つだけ花が咲いて。
よくお花屋さんでうっていたり、ドライフラワーになって雑貨屋さんで売っていたりするのと変わらない大きさでした。

翌年は、葉っぱが出てくると虫がついてしまい、虫食いの葉っぱを取り除いたり、スプレーなどして、大事に手をかけていたけれど、前年同様、背丈も伸びず、お花も3〜4個だったと思います。

それでも、蕾のグリーンのお花は、とても美しいし、少しずつ白に変わって、大きく花開いていく様は、とても楽しみでした。

そして今年は…
新芽がなかなか出なくて、まさかもう枯らしてしまったのか?と不安に思い始めた頃、やっと出て来て。
ホッとしたその後は、びっくりするような成長ぶり!
あっという間にわっさわさになり、背丈もぐんと伸びました。

狭いスペースに大きな花がたくさんついて、すごく混み合った感じで💦

満開になった時には、真上から見ると、葉っぱの緑の海原に海坊主の軍団がひしめく、なんとも凄まじい風景に😅

そして満開と思っていたのに、その後数日は見るたびに巨大化して…

そんな時にあの雨と風☔️

大きな頭に水滴がたくさんつくと、細い茎は耐え切れず、みーんな揃ってお辞儀してました(笑)






昨年は手をかけていても、なかなか目に見える成果がなくて、お花もこんなにはついてなかったけれど、そんな時を経て、今年の爆発的な成長ぶりに繋がっていったこと…

人も植物も成長の仕方は似ているかもしれませんね。

葉っぱが綺麗な色に紅葉して、一瞬だったけれど美しかった→ピアノを習い始めて、まだ珍しさもあり、はりきっていたし、やさしいことばかりで楽しくできた。

葉もなく、枝が地面に刺さった冬を越し→少しマンネリになり、特に大きな変化もなく過ごす。

また春には新芽が芽吹いて、嬉しい→淡々と練習を積み重ねていくうちに、色々なことを身につけ始めた。

さらには花も咲き、楽しむことができた→いつの間にかメロディだけでなく、伴奏をつけて、曲らしく弾けるようになった。

周りが手をかけて一生懸命お世話をするのに、その年は大きな成果が感じられなかった→練習はしているのに、ぐんぐん伸びてる実感が伴わず、なんとなく面白くない、伸び悩む。

新芽が出て来なくて、いよいよ枯れてしまうのか?心配になる→ついには乗り越えられそうにない気がし始めて、焦ったり、嫌気がさしてしまったり、苦しい時を過ごす

やっと新芽が出てからは、爆発的な成長を遂げ、大輪の花をたくさんつける→これまでいい時もそうでない時も、変わらず努力を続けてきた成果が、一気に花開く✨


植物も、人間も、あきらめずに続けていくこと。
時には心が折れそうな時もあるけれど、あきらめずにコツコツ積み重ねていく先には、大きな喜びが待っているのですね。


今、目の前に見えないことも、少し先の未来にはちゃんとある。

正しい方向に向かって、努力を積み重ねることは、未来に大輪の花を咲かせることなのですね。









小曽根真&ゲイリーバートンコンサート

2017-06-11 18:36:30 | ピアノ教室
ジャズ界の巨匠と言われているビブラフォン奏者のゲイリーバートン。

70歳を超えているそうですが、今回の小曽根真さんとのツアーを最後に引退されるそうです。

マレットを4本持っての奏法など、ビブラフォンの演奏に多大なる貢献をされた方のようです。
また、たくさんのジャズ演奏者の才能をいち早く見抜き、自身のバンドに招き、多くの奏者を育てたとも言われています。

小曽根真さんもそのお一人とか。

小曽根さんは若い頃、世界一速く弾けるピアニストになりたかったそうで、最初はあまり感心されなかったそうですが、たまたま代役でバックミュージックを演奏した時に、バラードを静かに弾いていたら、なんだ、ちゃんと音楽ができるのか、と興味を持ってもらえたそうです。

チックコリアや、ピアソラとも演奏されていて、それらの思い出話とともに、楽しいコンサートでした。
お二人の作曲された作品、チックコリアの曲、ピアソラの賛歌とも言える曲…

そして後半は、ラヴェルのクープランの墓の中から、プレリュードが演奏されました。

ビブラフォンの音色がピアノの音と溶け合って、息を飲むような美しさで、圧巻でした。

この曲はもともとピアノ独奏曲で、ラヴェルの最後のピアノ曲です。

後年、作曲者自身の手による管弦楽版も書かれていますが、ビブラフォンとピアノのみでこんなに美しく、素敵な演奏になるとは…‼︎



スカルラッティのソナタもありました。
こちらは小曽根さんもお話しされていましたが、次第にスカルラッティはどこかに行ってしまった感じでしたが(≧∀≦)

ビブラフォンのソロもとても素敵でした。
シンプルなことをしていても、彼の持つ音楽に惹きつけられました。

最初の登場も客席から、終わってからも客席に降りてと、ライブハウスよりずっとずっと大きなコンサートホールの大ホールでしたが、お客様との距離をできるだけ縮めようとしているような演出でした。

でも、ラヴェルは、ライブハウスより、マイクを通さない楽器の音色、響きの豊かな、ホールでの生演奏ならではの良さが出ていて、ここでこの演奏が聴けたことを幸せに思いました。

70歳を超えているなんて思えない、素晴らしい演奏でしたが、コンサートや、ライブは、とても体力も必要で、なんでも塾考して決めるタイプだと言われるゲイリーバートンの選択を、受け入れる他はないでしょう…

いつまでも聴いていたい、素敵な音色と音楽…

最後のコンサートを聴くことができて本当に良かったと思いました。