ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

音の色の数を増やすレッスン

2019-07-28 20:36:00 | ピアノ教室
今日は午前中にレッスン予約があり、
一生懸命練習してきた生徒ちゃんが
やってきました♬

よく歌わせて、上手に弾けるようになってきていて、頑張っていることがわかります。

せっかくここまで上達したので、
あと一歩、前進してみようと、
歌わせて弾いているフレーズに
言葉のような抑揚をつけることを
練習しました。

フレーズを大きく捉えて
音楽を歌わせているので
今度はその中に細かい歌わせ方を
プラスします。
その両方が感じられると
音楽はより一層魅力を増してくるでしょう。
ここまでできるようになるには、
普段の練習曲の勉強では
なかなかできません。

時間をかけて練っていく曲作りは
コンクールの準備ならではの良さですね。

小さな子で、初心者ながら
そのレッスン内容はとても本格的。

教え始めたばかりの頃は
初心者にこんなことまでは
レッスンしませんでした。

とても難しいし、負担になると
決めてかかっていました。

でも、子どもたちは
私が思っている以上に
大きな力を秘めていました。

もちろん、それを受け取る為の
準備はしっかりとしてからですが…

若かりし頃は、初級の間は
とにかく楽しく、楽譜のお約束を
学んでいくことを目的として
音楽的なことや、テクニックについては中級からと思っていました。

中級に進むと、ハノンやツェルニーで
音の出し方を一からやっていくように、脱力の仕方もかなり時間をかけてやっていました。

この頃になると少しカッコいい曲も弾けるようになるので、それを励みに音の出し方を学ぶというもの。

このやり方でも間違いではないかもしれません。
でも、小さな子でも、最初から音の出し方を教えると、ちゃんと練習してくる子ならマスターできることに気づいて。

初心者だから、まだ小さいからと
決めつけずに、最初から大切なことを少しずつ、繰り返し学んでいくと、好きな曲に出会った時に、より楽しめるし、細かいことを言わずにやっている期間に変な癖がつくのも防げます。

黒の鉛筆しか持っていないのに
曲を色彩豊かに塗り絵することは
できません。

でも、少しずつ色を増やしていくと
音楽を楽しむ幅が広がる!

子どもだからと侮らず、
大事なことは、少しずつでも
教えていく方が良いと思っています。

今日のレッスンでもとても良く弾けるようになりました。

お家でしっかり復習して
自分のものにできるといいですね。

素敵な音楽に仕上げていくことを
楽しみに頑張っていきましょう♬









メンテナンス

2019-07-25 15:48:00 | ピアノ教室
先日のリハーサルを終えて…
色々見えてきたこと、ありました。
ひとりで練習しているだけでは
見えにくいことも、一緒に合わせてみると
浮き彫りに…

プログラムはほぼ決まり、方向性も見え
一歩前進!

私自身の足りないところ、
なぜなのか自問していた部分が
少し見えた気がして…
これから取り組んでいくことの
目星がついた感じで良かったです。

さて本日は…

午前中は、ワンレッスン制の方の
レッスンがあり、午後1番で調律。

いつもは午前中に来てもらうのですが、
夏休みで午前中に予約が入っていたため、
珍しく午後。



梅雨でだいぶ音が狂ってきていたし、
日によって鳴り方が違うのだけど、
時々鳴りすぎていたので、
調律と調整をお願いしました。
鍵盤が1つ、かすかにカタカタと
木の音が混じって気になっていたのも
直してもらうようにお願いしました。

きちんと調律調整されたピアノを弾くと、
その音色を聴いただけで、
想像が広がっていきます💕

半年毎の大事なメンテナンス。

美しく整えられた楽器で、
自分の勉強も頑張っていこう!

良い音で、生徒さんたちにも
楽しく弾いてもらおう♬




明日はリハーサル!

2019-07-21 23:39:00 | ピアノ教室
6月末に書いた、事務仕事に追われて
ピアノが弾けなかった件。
 
その後怒涛の譜読みを展開して、
明日はその17曲中の15曲と、
新たにプラス1曲…
 
いよいよリハーサルです。
 
プログラムについて
まだ色々考えることがあり、
歌い手さんと共に
もうひと練りして決めます。
 
まだまだ先のコンサートなのですが、
歌い手さんがとても忙しくて
近くなってから予定が取れるのは
本当にコンサート直前。
 
ということで、早めのリハーサルをすることになっていましたが、まさかのプログラムを決定前にざっと合わせてみてから決めようとなって…
 
超早めの初リハーサル。
 
なんとなくソワソワした気分♬
 
まだこれからやることがあって、
最終的には、それが決まらないと
はっきり決められない点もあるのだけど。
 
でも明日はきっとその先が見えてくるだろう
と思うと、ワクワク…🎹✨
 
 
 
 
 
 

レッスン風景

2019-07-18 13:31:00 | ピアノ教室
チャイコフスキーの舟歌の後、
メンデルスゾーンの春の歌が
弾きたいという生徒さん。
 
季節的には逆が良かったかな?
舟歌はチャイコフスキーの四季という曲集の
6月の曲。
 
季節には逆行してしまいましたが、
春の歌を勉強中。
 
あっちこっちに和音を
アルペジオで弾きながら飛ぶので、
手が場所を覚えて
スムーズに運べるようになるには、
ある程度の練習が必要。
コツコツやっていける子なので、
着実に弾けるようになってきました。
 
まだ少し迷ったりするので、もう一息ですが、
音楽的に弾く練習と
同時進行させることにしました。
こっちの方が楽しいから(笑)
 
和音が変わったところの音色の変化や、
フレーズの歌い方、バランスなど、
色々やってみました。
 
2ページほどしか進めなかったけど、
すごく音も音楽も変わりました。
音楽が呼吸しているようにメロディを歌わせたり、
和音のコードが変わったところで音色を変えると、
ハッとするほど魅力的な音楽が
浮かび上がってきます。
欲しい音色を出すために、
腕や手首の使い方をあれこれ練習。
ピアノは脱力が基本です。
余分な力を抜いて、腕の重さや、手の重さ、
あるいは全体重など、かける重さの量を
コントロールすることで、音が変わります。
また打鍵のスピードも大きく音色の差が出ます。
上手に身体を使えると、
音楽が生き生きとしてきます
 
ご本人も、なかなか楽しそう💕
 
こうして、好きな曲に取り組んで、
素敵に弾くための練習は
とても楽しいと思います。
 
レッスン前と後では
全然別の人が弾いているかのよう…
 
本人も上達を実感して、
うんうん、と頷いていました。
 
そんな姿を見ることが、
教えていて何より嬉しい💕
 
楽しいレッスンでした
 
 
 
 

ピティナピアノコンペティション2019予選

2019-07-16 18:30:00 | ピアノ教室
三連休の最終日。
ピティナピアノコンペティションの予選がありました。
コンクールは初めての生徒ちゃん。
ピティナよりもう少し規模の小さなコンクールから始めたかったところですが…
 
まずはどんなものか、体験してみようということで、
コンクールってどんな雰囲気なのか?
準備はどんな感じかな?
やってみてどんなメリットがあるんだろう?
などなど、参加して体験することが最大の目標。
 
この辺りの会場は、地域性か?割とのんびり?おっとり?な感じで、あまりピリピリしていないので、ちょっとホッとした様子。
 
都心の方では、激戦区など、非常にピリピリと緊張感に満ちた会場もあるので、そういうところは、少し慣れてから経験してみるのもありかも。
 
準備については、大変だったと思います。
こんなに練習したのも多分初めてだと思う…
本人も想定外のことだと思うけど、後半はメキメキと上達してきて、音楽の楽しさや、自分なりにこう弾きたい、というような欲も出て、充実の時間だったのではないかと思います。
 
そして何よりお家の方のご協力が素晴らしかった‼️
小さな赤ちゃんの育児真っ最中のお母様。
赤ちゃん1人だって、てんてこ舞いの日々なはず。
でも、お姉ちゃんをほったらかしになんてせず、
ちゃんと練習の環境を作ってくださいました。
 
小さな子は、自分で時間を作るのは難しいです。
お家の方が、練習できるように、時間を作ってあげること、練習環境を整えてあげることが不可欠です。
歩き始めた赤ちゃんを見ながら、レッスンにもご同行頂いて、大変な日々だったと思います。
 
 
生徒ちゃんは当日はちょっと緊張した様子でしたが、
先日のブログでご紹介したおばけちゃんが、
いい仕事をしてくれました。
 
これは生徒ちゃんとの秘密の出来事なので(笑)
詳しいことは内緒にしておきますが、
魔法が効いたみたいです
 
練習したことを精一杯表現して弾くことができました。
 
コンクールを受けたことによるメリットは
目標に向かってコツコツと、できる限りの努力をすること。その中で上達を実感できたら…
もうそれだけで充分価値のある体験だと思います。
 
コンクールを受ける子達は
どの子もみんなとても頑張ってきた子ばかり。
その姿を見ているだけで、
もう胸が一杯になります。
本気で頑張っている人は、
大人とか子どもとかにかかわらず、
人の心を打つと思います。
 
そして、生徒ちゃんの結果は…
 
おめでとう🎉㊗️
予選を無事通過しました。
 
さぁ、これから本選曲、まだまだやることたくさん♬
できる限りの努力をして、ベストを尽くす!
子どものコンクールはこれに尽きると思います。
あともう少しがんばっていこうね❣️