賢者と聖者

さびしがり屋のつんちゃを置いてまで出かける山を
ここふた夏、事情によりお休みしていたのだが、
今年はお馴染みの穂高ではなく、
立山へと行先を変更し、久しぶりに山へ出かけた。

例年より短い山行で、車中一泊小屋一泊。
トンポッチおばちゃんにお守りを頼んで出かけたのだが、
帰宅して留守中のつんちゃの様子を聞くと、
「さびしいのか、吠えまくっておった。」らしい。。。

賢者は海を愛し、
聖者は山を愛す。

とは開高健の言葉。


少なくともワタシが聖者でないことは確かなのだが
つんちゃも賢者ではなさそうだ。

海を愛す者と山を愛す者として、
賢者らしく、聖者らしく、
それなりに振る舞いたいもので・・・。

p.s. 帰宅時のつんちゃの喜び様を見ると、
　　 ワタシにとってはつんちゃが「聖者」なのだ。

室堂から雷鳥沢へ向かう途中、みくりが池が見える。
水深１５ｍもあるとは驚き。


台風接近のため、
時々、ガスがかかって見えなくなる。


見えないけれど、とりあえず見に行く剣岳
剣御前小舎からの眺め。


剣御前小舎から、剣御前の山頂まで上がってみたけれど・・・。


やっぱりすっきり見えない。


雷鳥荘まで下りたら、なんと山頂付近が顔を出した。
１：剣御前小舎
２：剣御前
３：剣岳


翌日は雨が強くて雄山登頂をあきらめた。雪渓も滑るしね～


富山県側（室堂）から長野県側（扇沢）へと移動途中に通る黒部第四ダムは、
大雨の時は放水しないそうだが、
このくらいの台風の雨量では大丈夫だったらしい。
小学校時代に社会科の教科書で習ったあの黒四ダムだーーーっ！感動


お待ちかねのつんちゃ。
つん：なんや、帰って来たんか