VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
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プラス 1(ワン)の楽しみ

2011-11-15 | Weblog
2泊3日のあわただしい旅行から帰ると、
つんちゃは10年待ち続けた人に会ったかのような歓迎ぶりを見せてくれた。

犬を飼うということは大変なことだ。
旅行で10日くらい家を空けることもしばしばあったワタシが、
つんちゃを迎えてからというもの、
今回の旅行まで、パスポートが必要となる旅行は1度もしなかった。

犬との距離の持ち方なので人それぞれだと思うが、
止むをえない事情ではない自分の旅行のためにホテルや病院に預ける気になれない。
ワタシの場合、幸いにもつんちゃのお守役を頼める身内がいるので、
「チームつん」(メンバーにとっては強制執行なのだろうけど・・・)に任せられるけれど、
それでも、せいぜい3~4日まで。

すっかりご無沙汰してしまったパスポートだが、
不思議と旅への熱は平熱に下がっている。
道祖神のまねきはつんちゃに勝てないようだ。
”そゞろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて、取もの手につかず。”
(奥の細道より)

けれど、旅行にでればそれはそれで楽しい。
こうして楽しく出かけられるのもチームつんの頼もしいバックアップのお陰と感謝し、
そして何よりつんちゃが元気でいてくれるからできることだと思う。

旅行を十分楽しんだ後というものは、
「はぁ~~、終わっちゃったー。これから日常に戻らなければならないのだぁ・・・。」
となるのだが、
ここからさらに楽しいことが待っているのがわんこオーナーなのだ。

家に帰れば尻尾ブンブンで迎えてくれるヤツがいる。
早く帰りたい!
早くあの毛むくじゃらの4本足尻尾付きの感触を手にしたい!
と思う。

つんちゃがいてくれるから、
遠距離の旅行に出られなくても、
長期滞在の旅ができなくても、
充分なのだ。
つんちゃが恋しくなるから。
出かけたくなくなるのだ。

プラス1は大きなワンなのだ。

このヨロコビがずっと続くことではないとわかっているからこそ、
今、手にしていること、今、あることを大切にしたい。

旅先でも犬の姿を追ってしまう。
台北・龍山寺の門前の小僧・虎柄のちょっと強面わんこ。
でもとってもおとなしい。


龍山寺の奥には3つの神様が祀ってある。
その内の1つ。「月老神君」


「月」って名前がついているのでなんだろう?と思っていたら、
縁結びの神様らしい。
その割には色気のないハゲ頭の神様なんだけど・・・。


つん:台北ってどこにあるん?
(陰の声:石垣島のもっと南)


つん:あ、うち、それ、パスやな。
(注:つんちゃは石垣島旅行で飛行機が大嫌いになったのだ)


つん:あ~~家が一番やな~。


(陰の声:一緒に旅行いかないと置いてかれるよ)


つん:うちをひとり置いて行けるんか?
(陰の声:それはできないでしょー。)




コメント (2)
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つっきーの木