7月9日に11歳になったばかりのつんちゃ。
生まれ変わるってどーゆーこと?
関節治療
1歳になる前から股関節形成不全の診断を受けていたつんちゃ。
遠足でもみんなと歩調を合わせて最後まで歩くのは
かなり無理していたはず。
最初ははしゃいでみんなと歩いていても、
そのうち遅れて最後には箱根駅伝の選手よろしくゴールに倒れ込むほどの姿で
やっとこさ遠足に参加していた。
それでも7歳まではお散歩の歩行距離をなんとか”並”程度には維持できていたのだが、
9歳でついに前肢が大きく跛行し、
一旦は外科手術を決断するものの、
やはりリスクが大きすぎ、怖くなって取り止めた。
その直後に知り合ったのがラフィあみままだった。
幹細胞の再生治療という可能性を教えてもらい、
日本での治療実績の少ない中、
成功例を引いて、治療可能な病院を紹介してもらい、
やっと今日の治療にたどり着いた。
実をいうと、肘関節の外科治療の時と同じく
直前までかなり迷っていたワタシに
「迷いはどの手術にも。早い方がいいかと。」と
踏み切る決断を促してくれたのもラフィあみままだった。
一方、直前まで治療の臨床例をできるだけ多く知りたいと思い、
ヒトでの臨床例まで友人たちに聞きまわった結果、誰もまだ知らない治療だった。
神経系の病を患い、現在治療を継続中の友人、
股関節を2度も外科手術し、人工関節を入れたばかりの友人、
重度の腰痛でいくつもの専門医を訪ね歩いた会社の同僚。
どの人も痛みからの解放を願い、
動かなくなる不安におびえ、
治療の可能性を探している。
どんな治療にも限界があるし、
完全に病をリセットできるわけではない。(今のところ。)
でも、それでも彼らは苦痛に耐え兼ね、
新しい治療があるならやってみたいと口をそろえた。
口をきけない犬も、そう思うだろうか?
土台、判断を仰ぐことができないのだから、
勝手な憶測にしかならないけれど、
自分だったら?
を考えたとき、痛みに耐えかねる人たちの意見は
GOサインだった。
朝9時に病院に到着。
麻酔の必要な治療のため、事前検査が行われた。
心臓のレントゲン。
血液検査。
心電図。
その後、生理食塩水の点滴注入開始。
麻酔前の鎮静剤?注射。
12時半、脂肪細胞摂取のため1回目の麻酔。(約30分)
細胞切除から縫合まで15分という短時間は
経験豊富な院長先生の手術の力量なのだろう。
麻酔から覚めるまでは小一時間。
用意された部屋で付き添った。
つんちゃはその間、ほとんど動かず。
麻酔から覚めても緊張後の疲れか、よく眠っていた。
その後、16時半から再度麻酔前の注射後、
16時50分より2度目の麻酔、
そして、培養処理した脂肪幹細胞が関節8か所へ直接注入された。
17時40分には待機部屋に戻ってきた。
1度目も2度目も気管注入による麻酔。
実質30分X2程度だと思う。
「麻酔は安定していましたよ。
モニターの数値に大きな変動はなく、
目覚めた後も静かで落ち着いていました。」
麻酔をかなり心配したので、
先生からの説明に安心した。
でも、つんちゃの8箇所(両の肩・肘・股関節・膝)のバリカンハゲを見たときは
痛々しくて、かわいそうなことをしたと心が痛んだ。
なんの文句も言わず、素直に手術室へ「連行」される後ろ姿を
見ると切なくなった。
今回、つんちゃは声一つ上げることなく、2回の麻酔にも耐え、
丸1日、飲まず食わずの「殺生な仕打ち」にも耐え、
よく頑張った。
こんなに頑張ったのだから、どうか神様、1回めの注入で
軟骨修復、させてやってください。
1か月~3か月、予後をみる。
臨床で顕著ならばよし。
レントゲンで確認できるもよし。
さて、あとは減量・・・。こっちも厄介だ。
生まれ変わるってどーゆーこと?
関節治療
1歳になる前から股関節形成不全の診断を受けていたつんちゃ。
遠足でもみんなと歩調を合わせて最後まで歩くのは
かなり無理していたはず。
最初ははしゃいでみんなと歩いていても、
そのうち遅れて最後には箱根駅伝の選手よろしくゴールに倒れ込むほどの姿で
やっとこさ遠足に参加していた。
それでも7歳まではお散歩の歩行距離をなんとか”並”程度には維持できていたのだが、
9歳でついに前肢が大きく跛行し、
一旦は外科手術を決断するものの、
やはりリスクが大きすぎ、怖くなって取り止めた。
その直後に知り合ったのがラフィあみままだった。
幹細胞の再生治療という可能性を教えてもらい、
日本での治療実績の少ない中、
成功例を引いて、治療可能な病院を紹介してもらい、
やっと今日の治療にたどり着いた。
実をいうと、肘関節の外科治療の時と同じく
直前までかなり迷っていたワタシに
「迷いはどの手術にも。早い方がいいかと。」と
踏み切る決断を促してくれたのもラフィあみままだった。
一方、直前まで治療の臨床例をできるだけ多く知りたいと思い、
ヒトでの臨床例まで友人たちに聞きまわった結果、誰もまだ知らない治療だった。
神経系の病を患い、現在治療を継続中の友人、
股関節を2度も外科手術し、人工関節を入れたばかりの友人、
重度の腰痛でいくつもの専門医を訪ね歩いた会社の同僚。
どの人も痛みからの解放を願い、
動かなくなる不安におびえ、
治療の可能性を探している。
どんな治療にも限界があるし、
完全に病をリセットできるわけではない。(今のところ。)
でも、それでも彼らは苦痛に耐え兼ね、
新しい治療があるならやってみたいと口をそろえた。
口をきけない犬も、そう思うだろうか?
土台、判断を仰ぐことができないのだから、
勝手な憶測にしかならないけれど、
自分だったら?
を考えたとき、痛みに耐えかねる人たちの意見は
GOサインだった。
朝9時に病院に到着。
麻酔の必要な治療のため、事前検査が行われた。
心臓のレントゲン。
血液検査。
心電図。
その後、生理食塩水の点滴注入開始。
麻酔前の鎮静剤?注射。
12時半、脂肪細胞摂取のため1回目の麻酔。(約30分)
細胞切除から縫合まで15分という短時間は
経験豊富な院長先生の手術の力量なのだろう。
麻酔から覚めるまでは小一時間。
用意された部屋で付き添った。
つんちゃはその間、ほとんど動かず。
麻酔から覚めても緊張後の疲れか、よく眠っていた。
その後、16時半から再度麻酔前の注射後、
16時50分より2度目の麻酔、
そして、培養処理した脂肪幹細胞が関節8か所へ直接注入された。
17時40分には待機部屋に戻ってきた。
1度目も2度目も気管注入による麻酔。
実質30分X2程度だと思う。
「麻酔は安定していましたよ。
モニターの数値に大きな変動はなく、
目覚めた後も静かで落ち着いていました。」
麻酔をかなり心配したので、
先生からの説明に安心した。
でも、つんちゃの8箇所(両の肩・肘・股関節・膝)のバリカンハゲを見たときは
痛々しくて、かわいそうなことをしたと心が痛んだ。
なんの文句も言わず、素直に手術室へ「連行」される後ろ姿を
見ると切なくなった。
今回、つんちゃは声一つ上げることなく、2回の麻酔にも耐え、
丸1日、飲まず食わずの「殺生な仕打ち」にも耐え、
よく頑張った。
こんなに頑張ったのだから、どうか神様、1回めの注入で
軟骨修復、させてやってください。
1か月~3か月、予後をみる。
臨床で顕著ならばよし。
レントゲンで確認できるもよし。
さて、あとは減量・・・。こっちも厄介だ。