VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

2013年盛夏、友を失う

2013-07-29 | 百日草(別れた友への思い)
7月27日土曜日、つんちゃの親友ラブは逝ってしまった。
2013年が明けて間もなく、
口中に異物を見つけてからわずか半年余り。

こんなにも早い別れを想像したものがいただろうか。
いつも元気いっぱいだった。
いつもみんなの先頭に立っていた。
そしていつもつんちゃの世話をやいてくれた。
もっともっと時間があると思っていたのに・・・。

病気の宣告を受けても信じられず、
病魔が姿を現しても信じられず、
動かぬ姿となっても信じられなかった。
まだ、受け入れられずにいる。
元気なラブしか知らないから。

出会いは10年余り前。
”犬毛海岸”に隣接する芝生広場にたくさんの大型犬が集まっていた。
まだ”駆け出し”のつんちゃに最初から好意的に接してくれた1つ年上のラブ。
公園に行けばいつも真っ先に見つけ
自慢の尻尾をふりふり駆け寄ってきてくれた。
後につんちゃの歩みが遅くなってからも
何度も何度も励ますかのように寄り添い、一緒に歩いてくれた。
10年以上も変わらぬ親愛の情でつながっていたラブとつんちゃ。

いくつもの季節を共に遊び、食べ、生きた。
永遠に続くかと錯覚してしまうような幸せな時間だった。
振り返ればパラパラと本のページをめくるように過ぎ去った大切な日々。
そのどのページにも、いつもそばにいたのがラブ、つんちゃの大好きな親友。

犬同士はどうやって相手を選ぶのだろう?
どうしたらこんなにも大好きな相手と巡り会えるのだろう?
最初から決められていた相手なのかもしれない。
そうだとしても、そういう相手に巡り会えたことが、
奇跡のような幸せだった。

ありがとう、ラブ。
こんなにも悲しいのは、あまりにも楽しかったから。
あなたがいないこれからがどんなに辛くとも、
出会えてよかった。

2008年のラブとつんちゃ







コメント (2)
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つっきーの木