仕事帰りに銀座に立ち寄ることがある。
クリスマスが近いこともあって、イルミネーションや、店の飾りつけも一層華やかだ。
今まではつんちゃが家で待っていると思うと
買い物もさっさと済ませ、お目当てのものだけ買うと
他には時間を取られないよう、目を向けずに急いで帰った。
今は、(お財布事情により)実際の出費は以前と変わらないものの、
ウィンドウショッピングの時間だけは増えた。
先日、久しぶりに少し足を延ばしたら、
なんとあのプランタン銀座が閉店セールをやっていた。
知らなかった。プランタンが閉店することを。

職場が近かった頃は
地下の食料品売り場が魅力的だったので
気軽に立ち寄っていた。
そして、プランタン銀座といえば、
アンジェリーナのモンブラン。
以前は喫茶コーナーは1階にあって、パリっぽく通りからよく見える位置だった。

と~~っても甘いのだが、
母が絶賛するほどの大好物なので、つんちゃにも味見と称して舐める程度にあげていた。
「犬が食べてはいないもの以外は、なんでもおいしいものはつんちゃに」
というのが、我が家の法則だったので、つんちゃも当然自分の口に入るものとして
ケーキの傍で熱い視線を送っていた。
プランタンが閉店したら、どこに買いに行けばいいんだ?
と心配したが、プランタンの名前は消えても、あの場所で新たな商業施設が、
リニューアルオープンするのだそうで、
アンジェリーナもそのままそこで営業すると聞いてほっとした。
でも、3月まで待たなければならない。
しばし我慢のお気に入りモンブラン。
パリにあるアンジェリーナはココシャネルもお気に入りだったらしい。
元はダイエー資本だったのが、
2002年から読売新聞社と三越が出資していたそうだ。
プランタン銀座の歴史は、つんちゃと同じ年数がこの2社の時代だったわけだ。
開業当時(1984)の写真を見ると、お隣の映画館で「空海」が上映されていた。
四国遍路に行ったときの先達さんが「めちゃくちゃ長くて途中で寝てしまった。」と言っていた映画ではないか(笑)。

銀座四丁目の交差点で、WAKOのショーウィンドウには、
どんなディスプレイになっているのか気になって見てしまう吸引力がある。

斬新すぎてあまり好きじゃないことが多いのだけれど、
現在のはワタシ的ランキング過去最高。
というのも、動物モチーフで、しかもわかりやすい。
でっかい白熊くんの背中に上がろうとしている小熊2頭。
頭のところにさらに小さい白熊。
「 PLEASE DO NOT DISTURB 」と書かれた看板のボタンを押すと

でっかい白熊君が何?とばかりに首を動かし目を開けてくれる。

かわいいぞ~! つんちゃの表情を彷彿とさせて、冷え込みの厳しい夜だけれど
ずっと見ていたいほどほっこり和んだ。
白熊ディスプレイの隣のショーウィンドウには横に整列したペンギンたち。

どうやらお店に入れてもらえたようだ。

デパート戦争の始まりと言われたプランタン銀座の出店から30年余り。
銀座に頑張っている老舗と、名前が消えてしまうプランタン銀座。
いずれにしても、自分が親しんだものがなくなるのは淋しい。
お気に入りモンブランをつんちゃにお供えしておこう。

クリスマスが近いこともあって、イルミネーションや、店の飾りつけも一層華やかだ。
今まではつんちゃが家で待っていると思うと
買い物もさっさと済ませ、お目当てのものだけ買うと
他には時間を取られないよう、目を向けずに急いで帰った。
今は、(お財布事情により)実際の出費は以前と変わらないものの、
ウィンドウショッピングの時間だけは増えた。
先日、久しぶりに少し足を延ばしたら、
なんとあのプランタン銀座が閉店セールをやっていた。
知らなかった。プランタンが閉店することを。

職場が近かった頃は
地下の食料品売り場が魅力的だったので
気軽に立ち寄っていた。
そして、プランタン銀座といえば、
アンジェリーナのモンブラン。
以前は喫茶コーナーは1階にあって、パリっぽく通りからよく見える位置だった。

と~~っても甘いのだが、
母が絶賛するほどの大好物なので、つんちゃにも味見と称して舐める程度にあげていた。
「犬が食べてはいないもの以外は、なんでもおいしいものはつんちゃに」
というのが、我が家の法則だったので、つんちゃも当然自分の口に入るものとして
ケーキの傍で熱い視線を送っていた。
プランタンが閉店したら、どこに買いに行けばいいんだ?
と心配したが、プランタンの名前は消えても、あの場所で新たな商業施設が、
リニューアルオープンするのだそうで、
アンジェリーナもそのままそこで営業すると聞いてほっとした。
でも、3月まで待たなければならない。
しばし我慢のお気に入りモンブラン。
パリにあるアンジェリーナはココシャネルもお気に入りだったらしい。
元はダイエー資本だったのが、
2002年から読売新聞社と三越が出資していたそうだ。
プランタン銀座の歴史は、つんちゃと同じ年数がこの2社の時代だったわけだ。
開業当時(1984)の写真を見ると、お隣の映画館で「空海」が上映されていた。
四国遍路に行ったときの先達さんが「めちゃくちゃ長くて途中で寝てしまった。」と言っていた映画ではないか(笑)。

銀座四丁目の交差点で、WAKOのショーウィンドウには、
どんなディスプレイになっているのか気になって見てしまう吸引力がある。

斬新すぎてあまり好きじゃないことが多いのだけれど、
現在のはワタシ的ランキング過去最高。
というのも、動物モチーフで、しかもわかりやすい。
でっかい白熊くんの背中に上がろうとしている小熊2頭。
頭のところにさらに小さい白熊。
「 PLEASE DO NOT DISTURB 」と書かれた看板のボタンを押すと

でっかい白熊君が何?とばかりに首を動かし目を開けてくれる。

かわいいぞ~! つんちゃの表情を彷彿とさせて、冷え込みの厳しい夜だけれど
ずっと見ていたいほどほっこり和んだ。
白熊ディスプレイの隣のショーウィンドウには横に整列したペンギンたち。

どうやらお店に入れてもらえたようだ。

デパート戦争の始まりと言われたプランタン銀座の出店から30年余り。
銀座に頑張っている老舗と、名前が消えてしまうプランタン銀座。
いずれにしても、自分が親しんだものがなくなるのは淋しい。
お気に入りモンブランをつんちゃにお供えしておこう。
