紡ぐ

紡ぐという行為は何か特別な作業のような印象を持つ。
古代からおこなわれてきたこの作業工程は、
どこか原始的なイメージで、
しかも神聖な感じがするのはワタシだけだろうか・・・。

春の”犬毛海岸公園”。
アースデーという催し物で見かけた紡ぎ車。
ちょうどつんちゃの編みぐるみが出来上がった直ぐ後だったので、
とても興味を持った。

お店の方に聞いてみると、糸紡ぎの会を計画しているとのことだった。
お願いして、講習会に参加させてもらうことになり、
今日はその第一回目。

何でもできちゃう魔法の手を持つマフままと、
何にもできないブッキーな手を持つワタシ。
超凸凹コンビで参加した糸紡ぎの会は、
予想通りボロボロの結果だったが、今後も参加することになった。

指導者の方の紡ぐ手先からは、
まるで蜘蛛がおしりから糸を出すようにするすると綿が糸になって出てくる。
あんな風にできるようになるまでに、どのくらい時間がかかることか・・・。
先は長い。

繊維なら何でも紡げるという。
つん毛をいつか紡げるようになるのだろうか？？？

スピンドルという道具で綿を紡いでいく。


左は綿とその種。右はつん毛。


スピンドルで紡ぎ取ることができるか？つん毛。


つん：なんか背中に殺気を感じるねんけど・・・。


つん：何すんねん？


毛質は硬いつん毛。手先はブッキーなワタシ。前途多難・・。