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続・同行二人+ 1 <別格二十霊場> : 108の煩悩

2016-11-25 | 月世界
俗に煩悩は108あり、除夜の鐘を108回衝くのは108の煩悩を滅するためと言われるが、
実際には時代・部派・教派・宗派により数はまちまちである。小は3にはじまり、
通俗的には108、大は(約)84,000といわれる。-Wikipediaより

108の霊場を参拝したからといって消滅するものでもない。
それはわかっていても、自分にできることをやるだけ、
ということで四国めぐりも最終日。

本日のスタートは18番 海岸寺から。
先達さんによれば、弘法大師が生まれたのは、
善通寺という説があるけれど、
現存する資料を精査すると、海岸寺の方が有力だという。

ココには弘法大師が使ったというタライがあるというのだが
今日はお寺の管理人が二人共休みを取っているとのことで
残念ながら見せてもらうことは出来なかった。
またいらっしゃいってことかな?

産湯の井戸は今も枯れていないそうだ。


19番香西寺の入口には水子地蔵が祀ってあって、
お揃いの赤い帽子を被った小さなお地蔵さんが
整然と並んでいる。
近所に住むおばあさんが一人で手作りしているそうで、
TVの取材も受けたと先達さんが話してくれた。


そして、ついに今回のお遍路の、四国での最終目的地である20番大瀧寺を参拝。
お寺は山の上にあることが多い。
だから山小屋と同じように水が貴重で、
此処のお寺では、手水場のお水がわずかしかない。
こんな時は「塗香」を持っていれば便利だな~と学習。
お手洗いもいわゆるポッチャンなので、先達さんがここに来る途中にトイレ休憩を取ってくれていた。

現ご住職はアメリカへ行ったり、チベットへ行ったりと、
アクティブな方だそうで、
お寺の敷地内にポールが立ててあり、チベットの旗が掲揚されている。
その旗の下で風を受けると、幸せになれるそうだ。
ささっとポールに擦り寄ってみたが、無風....。


別格二十霊場結願して、一緒に参拝したお遍路仲間と高松駅でお別れ。
駅から15時40分発の高速バスに乗り、京都へ向かった。
荷物を持っての移動には乗り換えのないバスは楽だし、費用も安く済む。
途中、道路の混雑はあったものの、約15分遅れで19時半ごろ京都駅に着いた。

紅葉見物で混雑する京都で、
ビジネスホテルの特集をやっていたTV番組で、
おすすめベスト3に入っていた宿泊先が
駅の近くでうまく取れたのはラッキーだった。

荷物を置いて、女性ひとりで入るのに便利なお店を紹介した、
京都のガイドブックに載っていた串揚げ屋さんに晩御飯を食べに出かけた。
カウウターで”初・ひとり串揚げ”
つんちゃに捧ぐ「満願成就」に乾杯!


つんちゃへの思いを抱きながら別格二十霊場を打ち終わり
2016年丙申の年に108カ所霊場を参拝し終えて、ほっとした。
京都では、お遍路仲間に教えてもらった「三弘法」を巡る。
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