VOICE of TSUCKY

ラブラドールのいる風景
出演者紹介:カテゴリー”VoT紳士録” 
用語辞典:カテゴリー”つきペディア”

花道

2017-04-10 | 月世界
今年は週末に雨が続いてお花見イベントが出来なかった人が多いと思う。
つんちゃがいないと、お出かけにも気合いが入らないから、
以前ほどの残念な思いはないのだけれど、
桜の季節にはそれなりにお花見をしている。
今夜は、タイのゴールデンウィーク(ソンクラン=水掛け祭)をチェンマイで過ごしている友人から
現地の花や果物の写真を送ってもらったお返しに
近所の公園の夜桜を送ってあげたので、ここにも使ってしまおうということで。


桜の季節、つんちゃと何度もお花見しに来たすぐ近くの公園。


花道といえば、今夜は美空ひばりの番組を見ていて、
歌そっちのけで注目してしまったのがコレ。
つんちゃにも欲しかったなーという舞台装置(笑)


(1)クレーン
(2)エスカレーター
(3)セリ
が組み合わさった完璧な高低差移動装置。


大腿骨壊死という病気によって晩年は
歩くことが困難だったという美空ひばりの為に工夫された。


歩くにはかなりの痛みがあったはず。
段差は厳禁。これはつんちゃも同じ。
つんちゃも痛みを抱え階段は辛かっただろうな(涙)
力を振り絞ってフィナーレには100メートルの花道を歩いた美空ひばりのプロ根性に拍手。


つんちゃも動く度、関節が軋む音が聞こえ、
その痛みを想像することはワタシにとって辛いことだった。
文句も言わず(言い様がなかったんだろうけど)
頑張る姿は今も切なく、そして愛しい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

親子の絆

2017-04-08 | 月世界
パンダ界のビッグファミリー、"浜家"のことが特集されていたので、
動物欠乏症のつんちゃ家では"ヨダレもん"で見ていた。
動物園の人気No.1のパンダは、つんちゃ家では
不動の人気No.1つんちゃに次いでの第2位ということになるが、
つんちゃは別格なので、ランキング対象からは外すとして、
パンダの姿の愛くるしさは群を抜くものがある。

みんな大好きパンダ
南紀白浜の動物園がパンダの繁殖に成功していることは、
世界の注目を集めているだけでなく、
中国が白浜方式を評価していることをこの番組で紹介していた。

昨年、四国霊場別格二十ヶ寺を廻っている時に、
赤ちゃんパンダの名前を募集中だとお遍路仲間で話していたら
その後決定した名前は、ワタシの友人が応募した名前だったというオチがあり、
結浜というこのパンダは他のパンダより親近感を持って見てしまう。


たぶん、つんちゃが旅立った年にこの世にやって来たので
つんちゃと交代したような気もするからだと思う。


子育ては、なるべく人が手を出さないで
ママパンダに任せるやり方の白浜方式は、
パンダ親子にとって一番幸せな環境だろうな。


ママから離れると途端に哀愁が漂うのは、子パンダだけではなく、
ママパンダも授乳期に赤ちゃんパンダを引き離さすと悲しすぎる声をあげていた。


親から早くに引き離されペットショップに出される動物たちのことが
頭に浮かんで、かわいそうになった。
ワタシが犬を飼うと決めた時は、ペットショップしか思い浮かばなかった。
つんちゃを迎えた初日、不安な様子の
ヒョロヒョロの華奢な体だったつんちゃの姿が思い出される。
カワイイを超越して、切ないくらい愛しく感じられた。


白浜パンダ方式がペットを迎える人の意識を変えてくれるといいなと思う。
かわいい子供時代を一緒に過ごしたいと思うけれど、
動物にとっては心身ともに大切な時期をお母さんと過ごすことが一番いいのだ。


折しも中国出張から帰ってきた上司がお土産を買って来てくれた。
鉄観音烏龍茶、小分け用の紙袋には、やっぱりパンダ。
頑張ってるな〜パンダさん。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

閉店、おまえもか。

2017-04-07 | 月世界
トンポッチおばちゃんがプレゼントしてくれたラブラドールシリーズの食器。
大皿・中皿・ごはん茶碗、コーヒーカップが揃っていた。
その中のカップの縁が欠けた。
時代劇に出てくる百姓の食事風景じゃあるまいし、
いまどき欠けた茶碗を使っているなんて人はいないだろうな。

ラブラドールのカップは他にもあるので、
それらを使えばいいのだけれど、
駅前のスーパーが来月閉店してしまうので
完全閉店セールというのをやっている。
普段は見ていない食器売り場で目に留まり、
つい新しく買ってしまった。

イオン城下町とも言えるつんちゃ家の近くには、
全国に勢力を伸ばしているイオングループの本社があり、
お膝元なので、周りはイオンだらけ。
他のスーパーが残れなかったのは仕方ないのか。
消費者としては選択肢がなくなるのは残念に思う。
一党独裁、ひとり勝ち、に対しては無意識のうちに拒否反応が出てしまうワタシ。
そんなところに引っかかってもしょうがないけどね…,。(笑)

今まで最寄りのスーパーとして頑張ってくれた感謝と
ひとつの時代の終わりへの感傷もあり、
ここはなにか思い出の品として買っておこうと思った。
で、2割引の札を付けたカップを選んだ。
このワンコの絵柄が気に入ったのは、まん丸ワンコだったから。
そして同じシリーズの馬の絵柄。
ひとつで良かったのに、馬まで買ってしまったのは、
2割引だったから?
いや、つんちゃが午年生まれだったから。



スーパーオリジナルのCMソングがあるのは
日本では珍しくないけど、外国にはないらしい。
このスーパーで流れるお店のCMソングが気に入っていた。
買い物中に聞こえてくる曲が耳に残って
懐かしくなるだろうな〜と今から思いつつ、
ワタシのツッコミ所は
「ペットの店内への立ち入りは
楽しくお買い物をされている方の
ご迷惑になりますのでご遠慮願います。」
という館内放送。

立ち入り禁止を伝えるのに、
「楽しくお買い物されている方のご迷惑」って言い方は
なんかイラつく。
動物嫌いの客のご機嫌取りか?とケチを付けたくなっちゃうのだった。
ワタシだけかもしれないけどね〜。
つんちゃの食材やワンコおやつを買っていたスーパー。
ペット用品の割引セールの時には案内状が届いていた。
このフレーズと共に、サヨナラだね。
今までありがとうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お手入れ道具 "灰ふるい"

2017-04-06 | 月世界
つんちゃの線香立てには
当初、宇宙飛行士をデザインした灰皿を使っていたが、
元々タバコ用なので線香が安定しない。
そこで、四十九日の時に灯したキャンドルを入れた
ガラスのキャンドルホルダーに、
昨夏の東北旅行の時につん魂へのお土産として買って来た、
線香立て用の砂金(材料は石英らしい)を入れて使用していた。

つんちゃ前広場は花と食べ物がいっぱい置かれているので
コンパクトな線香立てがいい。
でもその分、すぐに燃え残った線香でいっぱいになる。

線香立てに燃え残りが溜まった状態が気になる。
お供えが傷んでいたり、花が枯れていたりするのと同様に
天上の相手に関心が払われていないようで侘しくなるのだ。

あちらの世界へ行った者が安心して過ごせないから
いつまでもこちら側で執着してはいけない、
という人もいる。
でもそんなのへっちゃら。
寂しがりやで 、常に我が家の主役だったつんちゃは、
あっちでも楽しくやって、
こっちでもモテモテでいたいはず、なのだ。

だからつんちゃ周りのお手入れはきっちりしてやりたい。
いつ帰って来ても、熱烈歓迎態勢で迎えてやりたい。
自分の居場所が手入れをされていないのではかわいそうだから。

お寺では灰ならし専用の道具で
ダマにならないようきちんと整備しているのだ。
灰ならしで枯山水の庭のような波模様になっているところに
線香を上げるのは気持ちがいい。
ワタシは線香立てを掃除するのに
これまでは茶漉しでやってたけれど、
灰ふるいという道具があるのを知った。
で、このステンレスの茶筒のようなのを選んだ。
つんちゃ印のシールを貼って一件落着。


サラサラっとふるいにかける。


シャカシャカっとシェイクすると、
線香の燃え残りが取り分けられる。


おぉ〜、スッキリ。


線香立ては蓋物に変えた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春の舟

2017-04-05 | 月世界
4月から中級クラスに進んだフラワーアレンジメント。
腕前の程は相変わらずだけど、それなりに数をこなし、
次のステップへと自動的に上がった。

今日はカラーの茎の部分を使って花器を作る舟形のアレンジメント。
舟と言えばバディぱぱのカヌーを思い出す。
バディは上手に乗りこなしていた。
皆んなにも乗るチャンスをくれたのに、
ヘタレの怖がりつんちゃは絶対乗らなかった。


抱きかかえて無理やり座席部分に乗せ入れたら、いつもならゆっくり動作のつんちゃが慌てて飛び出してきた。


沖縄でもつんちゃはプレジャーボートに乗せられたことがあった。
スキューバの体験レッスンをやるのに
数あるダイビングスクールの中から1つのお店を迷いなく選んだポイントは
犬を一緒に乗せてくれたからだった。


ちょうど10年前の3月、5歳を前にして1番の元気盛りの頃。
飛行機での旅行だって船だって、体力的な不安がないこの時期に
つんちゃの可能性を試すためにいろんな事をつんちゃに体験させたかった。
ヘタレのつんちゃにはつらかったようだったけど。


でも、そこは「愛玩犬」の名称を欲しいままに使っていたつんちゃ。
しつけ教室に通った"幼稚園時代"を除けば、
根気よく慣らすということはしなかった。
つんちゃが嫌がる事は2度としないのがワタシの基本方針だった。

だからつんちゃのビビリは直らず、箱入りのまま月へ帰って行った。
つん魂:うちはブレずにお気楽わんこで通したんや~♪
(陰の声:素のまま愛されちゃうって羨ましいわー)


竹取物語が書かれた平安時代、貴族たちは
春になると竜頭鷁首(リュウトウゲキシュ)の舟を浮かべ歌を詠んだという。
桜が満開の今、
ワタシのかぐや姫は舟に乗っているだろうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

つっきーの木