つい先日の出来事。師長からの報告から。
かかりつけ患者 Tさんご夫婦のお話です。
最近 ご主人は食欲が落ち、倦怠感を訴えておられました。
時には点滴をしたりしていますが、十分な栄養は摂れなくなってきていました。
町内に住むTさんは、この日も辻医院にかかろうと、歩いて向かっていました。
もう少しという、近くのコンビニを過ぎたところで 突然 転倒 されたそうです。
立ちあがろうにも全く立てず、お二人でどうしようかと困っておられたところを
辻医院で、子供さんの予防接種を終えられ 帰宅途中の★さんが通りかかられ
すぐに車を停め、ご自分の車に乗せて、辻医院に連れて来てくれました。
うちに到着するなり「大腿骨の骨折だろう」と、院長。
近くの総合病院に搬送を考えていると、
「ついでだからこのまま、うちが乗せていきますよ」とありがたい言葉を頂きました。
早速、★さんの車はいっぱいの状態で目的地に出発。
★さんとその赤ちゃん、Tさんご夫婦、うちの師長が乗っていきましたので。
総合病院に到着後、あたふたしている奥様と入院の手続きを一緒にしている師長に
またまた「師長さん、帰りも病院に送っていきますよ。」とありがたい言葉をいただいたらしいです。
ただ、小さいお子さんも一緒だし、いつ手続きが終わるか分からないので、と遠慮したそうです。
師長は、とても嬉しそうにこの出来事を、みんなに報告してくれました。
結局、Tさんは大腿骨頸部骨折で手術を終えられました。
回復も順調だそうです。
大変な出来事ではありましたが、★さんの優しさが Tさんご夫婦と私たちの心を温めてくれました。
★さん、親切をありがとうございます。