花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

頭を左にするのは魚の盛り付けだけ?

2013年03月30日 22時40分50秒 | 庭園鉄道・Gゲージ
お頭付きの魚を皿に盛り付ける時、「頭を左に腹を手前に」するのが作法上正しいとされ、子供の頃から祖母や母に教えられてきました。だからと言う訳ではないのですが、車の図面を描き始めてから30数年、必ず車の前を左にくる様に描いて来ました。また最近の事で言えば模型の機関車が入線する度に撮っていた記念の写真も、全て前方を左に向けて撮っていました。
ところがこの度、Shayが入線してきて写真を撮ろうとした時、この車だけは右向きがいい事に気付きました。そうですあの独特のメカニズムを写真に入れようとしたら、どうしても右向きになるのです。



あれから半月、今まで右向きだけしか写真を撮らなかった事に気付き、今日は反対向きの写真を撮ることにしました。車の進行方向に向かって左側には、シリンダーもユニバーサルジョイントもありませんが、気を付けて見たらこちらにしか無い物もありました。



その1つが緊急時に川から水をくみ上げる給水ホースです。Shayを手にした時、添付品の中に丸めて置いてあったのでクセが付き過ぎていましたが、温水に浸したり、中に針金を挿入してクセ取りをして装着しました。



もう1つ、右側はベベルギアが有るため確認できない物に、台車のスプリングが有りました。余りにもリアルなので、そっと触ってみたら本物のスプリングでした。(笑)



これも左側特有の装置ですが、その機能も名前も判りません。何分鉄ちゃんの世界では新参者ですから・・・



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5 コメント

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一般的には左前が公式側の側面ですよね? (北の鉄人)
2013-03-30 23:53:09
日本の国鉄では,図面や写真では必ず前面を左にした側面(左側面)を公式側としていたはずです。
だから私も初めてシェイを見た時には,左側面が裏側と知って,ちょっとビックリした記憶があります。

エンジンを右側に置いた理由というのが,おそらくあるんでしょうね。


最後の写真の部品ですが,形状からしてコンプレッサー(空気圧縮機)だと思います。
 その圧縮空気を動力源として給水ホースを使って水を汲み上げたり,空気ブレーキの制動に使っているのではないかと思います。アテ推量ですが (^^;
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欧米では逆 (railtruck)
2013-03-31 10:33:57
北の鉄人さんのご説明どおり、日本では蒸気機関車の図面や公式写真は左頭、つまり左側面を描いたり、写したりしています。欧米では逆の右頭・右側面を描いたり、写すのが普通です。これは運転席側を公式とするからです。

どこの世界にも変わり者は居るもので、メキシコには左エンジンのシェイが居ました。
http://www.shaylocomotives.com/data/lima/sn-826.htm

シェイの台車は実物もギア側はスプリングはなく、軸箱は非可動です。反対側はコイルスプリングやイコライザーによる軸箱可動になっています。

最後の写真に写っているのはエア・ブレーキ用のエア・コンプレッサーです。
ただし、給水ホースを使って水を汲み上げる時の機器の動力はエアではなく、蒸気です。
この機器はエダクター(サイフォン)と呼ばれ、3番目の写真のホースの根元の分岐部分で、下からの細い配管が蒸気です。
その仕組みです。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/d/d3/Eductor_pump.svg/554px-Eductor_pump.svg.png
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一般的にはRe:左前が公式側の側面ですよね? (花咲爺さん)
2013-03-31 14:23:58
北の鉄人さん こんにちは!
日本の国鉄でもそうでしたか、私は長年自動車の設計をしてきましたが、やはり左を頭に描いていました。フェンダーの図面しかり、ドアーの図面しかりです。ただインパネの図面は運転手の見た方を正面図に使いました。つまり左が左です。
また普段見る国旗も旗竿が左にくるように描かれているのが普通ですよね。ところが朝日新聞の社旗は旗竿が右に有るので、何時も違和感を持ってみていました。今真っ最中の高校野球も、朝日新聞が主催のようですがこの社旗だけはいただけません。それを見ると私は気分がいらだつのです。おかしな性分ですね。(笑)

でも今回Shayを手にして、何の抵抗もなしに右頭の写真を撮りました。Shayが好きだからでしょうか? 「郷に入れば郷に従え」だからでしょうか?
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Re:欧米では逆 (花咲爺さん)
2013-03-31 14:33:47
Railtruckさん 何時も貴重な情報提供有難うございます。
最後の写真に写っているのはエア・ブレーキ用のエア・コンプレッサーだったのですか。エア・ブレーキ用だとすると瞬時に高圧のエアが必要になるはずで、右側にある横長の大きなタンクが、そのためのタンクと理解していいでしょうか?
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なるほど,運転席側が公式ですか (北の鉄人)
2013-03-31 14:45:57
日本の鉄道車両は左に運転席がありますね,そういえば。

給水はやはり蒸気動力でしたか。書いた後でさすがに空気圧じゃないやね,と思っていました(笑


コンプレッサですが,お察しのとおりに空気溜め用のタンクに圧縮空気を溜めておき,それを空気ブレーキ用として使います(これはシェイだけでなく,空気ブレーキ装備の鉄道車両で共通です。)。
JNR(日本国有鉄道)のSLにもこのエアーコンプレッサが左サイドに付いてます。
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