転轍機はどれを見ても、青の丸形か黄色の矢羽根形で、ポイントの切替で90度回転し、切り替わるものと思っていました。ところが青の丸形にSの字のマークがあるのに出くわしました。
Sの字の意味はなに? その謎を解くために「フリー百科辞典 ウィペディア」を調べてみました。ありました。ありました。それによると普通の転轍器ではなく、発条転轍器 (スプリングポイント)に使われているのだそうです。『通常の分岐器は人の手によって進路を変えるが、この転轍器は原則的に定位に固定され、列車通過時もポイント操作が行なわれない。分岐側からの列車は車輪によってポイント部のトングレールを押し広げて通過し、通過後はスプリングによって自動的に定位へ戻るようになっている。定位のときの標識は青の円盤にSの文字、反位のときは黄色の矢羽根形である』のだそうです。 勉強になりました。
そしてスプリングポイントとは、LGBの手動式ポイントと同じ構造だという事も判りました。
とても勉強になりました。スプリングポイントと言えば、その昔路面電車の線路で其れをよく見かけました。何しろ私は幼稚園の時も一人で都電に乗って通学していましたから。たった一駅間でしたが。
そこでイーベイで腕木式の信号機を探している所です。一度出品されましたが取り逃がしてしまいました。
話は変わりますが、幼稚園に電車で通ったなんて、親御さんはとても教育熱心だったようですね。
かく言う私も息子をバスで市内まで通わせた、絵に描いた様な親馬鹿です。始めの頃は心配で、車で先回りをして安全を確かめたものです。