これは1週間前、我が家に「ブロッケン・ジュニア」が届いたときの写真です。残念ながら機関士は接着が剥がれた状態でした。
これを正規の位置に取付け(接着し)ようと、車体のアッパーとアンダーを分離する事にしました。分離は簡単でした。2本のビスだけで結合されていました。分離して見たら運転室の床に接着の痕があったので、同じ所に機関士を接着しました。
組み終わってから気付きました。クラウスは機関士が左に居るのに、これって正しいのだろうか?
そこで想い出したのが、日本GゲージクラブのHPに載っている、宮脇会長の「ハルツ鉄道運転室同乗記」です。はたして機関士はどちらなのか? 結果は機関士は右、機関士助手が左でした。
よって「ブロッケン・ジュニア」の場合、機関士は右で良い事にしました。
LGBのモデルに似たクラウスの写真(クリックで拡大)です。
http://theworldoflgb.blogspot.com/2010/10/lgb-logo-display-white-profile-of.html
最初の写真と最後の写真(ライブと思われる)はいずれもスチームドームの右側にスロットルのレバーとその作用棒、サンドドームの右側にも砂撒きのレバーと作用棒、キャブ右軒下のベルがあり、他の写真のクラウスの右側にはその類のものが見当たりません。
これらの事実から、クラウスの機関士は右で決まりでしょう。
ところがLGBの模型をみると、実物では有り得ないことですが、スチームドームの両側にスロットルのレバーとその作用棒が付いていると思います。
悩ましいことですね。
『外部についている部品から機関士がどちらかが判る』、言われてみればなるほどなと思いますが、なかなかそんな頭の回転が出来なくなってきました。
改めてRailtruckさんの情報通に感心させられました。
ブロッケン・ジュニアの機関士はもう糊付けしたのでこれで良いことにしましょう。