花咲爺さんの独り言

昔は花を咲かせた事もあったのか? 自慢話ばかりするお爺さんです。歳に似合わず山登りや庭園鉄道、カメラいじりが大好きです。

フライス盤にトラブル発生・・・、早速修理しました。

2013年07月11日 21時09分48秒 | 工作機械
先日卓上フライス盤のコラム補強の件を報告しましたが、補強の効果を試す間もなく、動力部を支えているバランサーのステーが壊れました。この件、黙っておれば誰にも知られる事ではありませんが、後に続く方達のために、恥を忍んでご報告しておきましょう。



この写真は既に新しい部品に付け替えたものです。コラムから出ている円筒形の筒の中にコイルスプリングが内蔵されており、ステーを上向きに持ち上げる力が働いています。このステーが折れたのです。



これは折れたステーと、鉄工所で新しく作ってもらった物を並べて撮った写真です。ご覧のように当初付いていたステーは、一瞬の内に3つに分断されてしまいました。



余りにも破損の仕方がおかしいので、破断面をよく観察してみました。そして判った事は、材料が鋼ではなく鋳鉄であったと言う事です。普通このような部品に鋳鉄を使うなんて考えられない事です。

直ぐに、販売元(出品者)にクレームを付けようとしましたが、クレーム期間の2週間を過ぎていたことと、仮にクレームが聞き入れられても、またこのような材質の部品が送られてくるのかと思い、クレーム申請は断念しました。そして先日コラムの補強板を作って貰った鉄鋼所で、新しく鋼で作ってもらう事にしました。



新しいステーを組み込んだので、前回のコラム補強の効果を確かめる為、取あえずはアルミ材(庭園燈の脚の部分)を削ってみました。結果はとても気持ちよくサクサクと削れました。その模様は写真だけでは判らないので動画も添付しておきます。



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