ヘンミの計算尺にはその用途によって沢山の種類がありますが、私としては昔使っていた「HEMMI No.2664S」が一番愛着があります。 そこで同じ手に入れるのならこの機種と決めて狙いましたが、今までに2度共競り負けてしまいました。
そんな中、先日紹介しました「携帯用計算尺」に出会い、捨て難い魅力を感じて先ずは手に入れることにしました。(既報) そしたらその直後にこの機種がまた出品され、今回は時間ぎりぎりまで粘り抜いて、とうとう落札する事ができました。
上段が今日ゆうパックで届いた「HEMMI No.2664S」です。下段は数日前に届いた携帯用計算尺「HEMMI No.2634」です。長さに親子ほどの違いが有ります。
今回手に入れた計算尺「HEMMI No.2664S」について、詳細を記したデーターをネットで見付けましたので紹介しておきましょう。 計算尺としては最も標準的な機種だったようです。
今回の商品は当然のことながら中古品ですが、思ったより傷や汚れ・色褪せも少なく、とても程度の良い物でした。ただ唯一、カーソル線の赤色が落ちていて見辛くなっていました。( ガラスの裏面にカーソル線は彫り込んである為、カーソル線自身は消える事はありません。)
早速三角関数 tan(30) の値を求めてみました。 先ず最初にカーソルをD尺の基線に合わせます。次にTI1尺を左に滑らせD尺の基線(カーソル)に30を合わせます。次にカーソルを右に移動してTI1尺の右の基線に合わせD尺の値を読み取ります。答えは0.577でした。残念ながら計算尺ではここまで読み取るのがやっとです。
( 今回は久々の事なので、答えが合っているかどうか、三角関数表を使ってチェックしました。)
今日はここまででしたが、お陰で sinθ=b/c、cosθ=a/c、tanθ=b/a については完全に復習が出来ました。ボケ防止には良いようです。
そんな中、先日紹介しました「携帯用計算尺」に出会い、捨て難い魅力を感じて先ずは手に入れることにしました。(既報) そしたらその直後にこの機種がまた出品され、今回は時間ぎりぎりまで粘り抜いて、とうとう落札する事ができました。
上段が今日ゆうパックで届いた「HEMMI No.2664S」です。下段は数日前に届いた携帯用計算尺「HEMMI No.2634」です。長さに親子ほどの違いが有ります。
今回手に入れた計算尺「HEMMI No.2664S」について、詳細を記したデーターをネットで見付けましたので紹介しておきましょう。 計算尺としては最も標準的な機種だったようです。
今回の商品は当然のことながら中古品ですが、思ったより傷や汚れ・色褪せも少なく、とても程度の良い物でした。ただ唯一、カーソル線の赤色が落ちていて見辛くなっていました。( ガラスの裏面にカーソル線は彫り込んである為、カーソル線自身は消える事はありません。)
早速三角関数 tan(30) の値を求めてみました。 先ず最初にカーソルをD尺の基線に合わせます。次にTI1尺を左に滑らせD尺の基線(カーソル)に30を合わせます。次にカーソルを右に移動してTI1尺の右の基線に合わせD尺の値を読み取ります。答えは0.577でした。残念ながら計算尺ではここまで読み取るのがやっとです。
( 今回は久々の事なので、答えが合っているかどうか、三角関数表を使ってチェックしました。)
今日はここまででしたが、お陰で sinθ=b/c、cosθ=a/c、tanθ=b/a については完全に復習が出来ました。ボケ防止には良いようです。
素人には同じように見えますが…(^_^;)
素人には同じように見えますか?
確かに携帯用に縮小しただけかもしれませんが、
携帯用だと目盛も読み辛く、正確さに欠けています。
よって設計室では専ら30cmの計算尺を使いました。
ただ取引先に出向いたりする時は、この携帯用を胸の
ボケットに突っ込んで、ちょっぴり粋がったものです。
何となくエンジニアって感じがしませんかね。(笑)
コメントを頂きましてありがとうございます。私も昔計算尺を使っていました。アナログ世界の象徴です。今はもう関数電卓ですね。それもiPhoneに入っているソフトバージョンです。
しかし時代は変わっても蒸気機関車を見る目などは変わりませんね。宮崎駿監督のこだわりも理解できます。それを探すのもジブリ作品を鑑賞する楽しみです。
映画「風立ちぬ」を観た後で貴殿のブログを拝見し、当時の機関車や飛行機の知識を得ました。もしこの情報を事前に知っていたら「映画が百倍楽しく観れたのに」と悔やまれました。
それにしてもKazutabakunさんはとても博学なのですね。ただただ感心しました。また時々立ち寄らせてください。