分かってる・・・
悲しみに触れて優しくなれる。
それが間違いないことを教えて下さる方々。
触れたくもない悲しみではあるが、生きる上では決して逃れることが出来ないところ。
その悲しみを如何に乗り越えて行くのか・・・
皆が皆、そんな悲しみに出会っているということは、何となくでも目の前で泣いている方の思いになれる。
辛いんだよな~・・・
しんどいんだよな~・・・
その思いがそのまんま「優しさ」なんでしょうね。
そこにいてくれるだけで「ほっ」とできるのでしょう。
決して誰も代わってくれることのない人生。
それぞれがそれぞれの人生引っさげながら支え合う。
優しき光に包まれるようです。
いいものです・・・
名のりをいただきます。
南無阿弥陀仏の名のりを・・・
「かならず救う、まかせてくれよ!」と、親の名のりをいただいて生き抜きます。
その優しさに触れるからこそ生き抜けます。
病気が治ったり、宝くじが当たったりするモノではありません。
そのままの現状のなかにも立ち上がれるおはたらきなのでしょう。
時間もかかることもあるかもしれませんが自分のペースで必ず・・・
コイツも一応2人の子どもの親父。
一応、名のりました、「俺がお前の親父だよ!って。
「ず~っと守ってやる!」そんな思いいっぱいに・・・
が、力の無い親父・・・
なのに、大人の子どもたちは優しくコイツを支えて下さる。
そんなこと思いつつご法話の時に歯を食いしばるコイツでした。