年3回発行する寺報「月のひびき」を毎号隅々まで熟読してくださり、お礼状を送ってくださるご門徒さまがいらっしゃいます。
御歳88歳のSさん。
便箋に丁寧な文字で寺報の文章を全て書き写して、そのお味わいをしたためてくださるのです。
昨年夏号から連載が始まった娘が担当するコーナーは親鸞さまのお言葉を紹介、解説するコーナーなのですが、Sさんは「お勉強させていただきます」と言ってくださっています。
すごいなぁと思います。
一文字一文字読みながら
一文字一文字書きながら
勉強とおっしゃりながら、全て我がこととして味わっておられるのです。
辛いこと、悲しいこと、さまざまなことを受け止められたそのお身体、お心に
刻み込むように‥‥
便箋8枚、私もまた改めて「月のひびき」を読ませていただきました。
Sさん、ありがとうございます。
なんまんだぶつ‥‥