けん爺さんのつぶやき

日々の出来事を徒然に。

旅-6

2018-09-22 03:49:04 | 旅行
空港からダウンタウン行きのバスでサンフランシスコの街の中心、
ユニオンスクエアという広場で降ろされた。

サンフランシスコの街に着いたが、はてさてどこへ行ったもんか・・・。
先ずは今夜の泊まるところを探しておかんとホ-ムレス生活になる。
『1日3ドル旅行』の本にあった、外国ではいたるところにホテルがある。
という記述を信じ、早速あてもなくホテルを探す。

たしかにホテルと書いたビルはようけある。
小ぢんまりとした、いかにも安そうなホテルに入って訊いてみる。
太めのお母さんが出てきて、下手くそな英語で尋ねるワシの相手をしてくれた。

先ず値段を訊くと『安い!』と感じた。
太めのおばさんも優しそうな人で善人に見えたんで、ここに決め部屋を見せて貰うた。
エレベ-タ-で上階に案内されるんじゃが、手動式のエレベ-タ-に驚いた。

風呂付きのダブルの部屋を指定したんで、案内された部屋はその通りじゃった。
ここで先ず『ワシの拙い英語でも通じた!』と部屋を見るより
自分の英語が通じた喜びの方が嬉しかった。

部屋は価格の割には充分な広さと清潔さがあり、それ以上望むことはない。
あとは安全さえ担保できれば言うことはない、街のど真ん中の家族経営の小さな古いホテルじゃ。

アメリカではチップが必要とガイドブックに書いてあるが、大きなホテルのポ-タ-でもない。
太めのおばさんに、チップを渡すことなく、おばさんがフロントに帰ったあとで
早速、部屋のチェックをした。ちゃんとバスタブに湯は出るか?
シャワ-は使えるか? トイレは使えるか? ドアに鍵はかかるか?
すべてOK! こいつは運がええ! 早速、荷物を置いて近所の探索に出かけた。

街の歩道の角にはフリ-ペ-パ-の新聞や広告誌が置いてあり、日本語のフリ-ペ-パ-もあった。
それを1部持ち帰りあとでホテルに帰ってゆっくり見たが、すごく参考になった。
誰も案内してくれる者もいない初めての外国で目に付いた日本語のフリ-ペ-パ-、
不案内なサンフランシスコのガイドブックにもなる。
いろんなお土産屋さんや、飲食店、アパレル店、等々掲載されとる。
そんな店から広告費として集めたお金で発行しとるフリ-ペ-パ-、頼もしかったよ。

でも、まずは腹ごしらえじゃ。
レストランに入ったらチップは要るし、メニュ-を出されても分からんので
カフェみたいなところへ入って食べるのはホットドッグ、飲むのはコ-ヒ-、
それで良かった、まずは空腹感が満たされたら落ち着く。

テイクアウトの店で買って、ホテルに持ち帰り二人で食べるのもええ。
とにかく貧乏旅行をしにアメリカに来たんじゃ、その精神を忘れまい!
コメント
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