母方の従兄が亡くなった
とのラインに気付いたのは
昼過ぎじゃった。
ワシより1つ年上で、
年が近かったんで、
小さい頃から一番仲がえかった。
母親の実家は当時、鉄砲町にあり、
幟町小学校の生徒のように
ここの校庭で遊んだし、
福屋や天満屋が近かったんで、
ここも遊び場の一つじゃった。
当時、五日市には楽々園とゆー
遊園地があったんで、
従兄もわが家には再々遊びに来た。
母方の従兄弟の中では
一番年上でもあったし、
従兄連中のリーダー的存在じゃった。
『通夜が今夜であればええのに・・・』
明日の夜も、日曜日も予定があったんで、
そう思うたが、そんな時、
天はワシに最悪の場面を用意してくれる。
ワシがどんな判断をするか、
試すかのようじゃ。
予定は仕事ではなく、
両日とも遊びなんが辛い。
遊びとはいえ
秤にかけられん約束がある。