ガンの人ばかりが行くペットCT検査。
検査費用が膨大に高いんで儲かるんじゃろうね?
病院と言うよりも高級ホテルみたいな感じじゃった。
病院に似つかわしくない受付(受付というよりフロント)。
広いカウンターにイスやテーブルなどの調度品も高級家具じゃし、
床も壁も天井も照明器具も建築業界に身を置くワシには
その仕様の高価さが分かるし、一般の人でもその豪華さに
『病院じゃないみたい』と言うそうじゃ。
受付が終わり、座ったら尻が腫れそうな椅子で待っとると
コンシェルジュと呼ばれるベッピンさんが
「ご案内します、どうぞ」 とやってきた。
エレベーターで上に上がると検査着に着替える部屋に案内された。
普通の病院ならそこにあるロッカーもスチール製じゃけど
ここは花梨材を用いた高級ロッカーじゃ。部屋も広い。
着替えて待ってると、またコンシェルジュがやってきて
次の部屋に案内されるが、いちいち広い廊下を通って行く。
普通の病院ならすぐ近くの部屋とか待合室じゃけど、違うのよ。
身体測定、血圧、血糖値などを美人看護師がし終えると、
再び廊下を通って別の部屋でブドウ糖に似た造影剤を注射される。
これも美人看護師さんじゃ。
注射が終わるとその造影剤が全身にくまなく行き届くまで
キャバクラのような薄暗く広い部屋に個室のように間仕切られた
部屋に案内され、そこにはベッドと毛布が用意され
自分専用のテレビが置いてあり、テレビを見ながら約1時間待つ。
ベッドも頭を置くとステレオで音声が聴こえるようになっとる。
美人ペット技師が迎えに来て、検査室に案内され検査を受けた。
受付から終えて帰るまで、男性には一人も出会うことがない。
しかも写真選考で集められたんかとかんぐる位の美人ぞろい。
トイレも各部屋の近くにあちこち有り、すべてタンクレスの
高級便器でペーパーホルダーやタオル掛け一つとっても高級品じゃ。
もちろんトイレの壁、天井、床も安いビニールクロスなんかじゃない。
石や高級タイルなどを施した高級感あふれる作りとなっとるのよ。
検査そのものは痛くも痒くもなく、美人に囲まれ
高級感あふれる部屋でゆっくりでき、快適そのもの。
1回の検査費用が10万円を超えるのも当然かと?
市民病院とこのクリニックは裏で結託しとると感じた次第なり。