今日は天気予報に反して、これ以上望みようのない快晴でした。
小春日和と呼ぶには、いささか早い秋の日になりました。
来客と出かけた黒部ダムは、シーズンオフといった雰囲気、午後を過ぎるころには閑散としていました。
ダム湖畔からの紅葉はまだ十分に美しく、楽しむ事が出来ました。
標高が高い分赤くなる木は少なく、どちらかといえば黄葉といった感じです。
トロリーバス乗り場の前からの爺が岳。
小さく鋭くとがった白馬岳、先日の雪がまだ残っています。
奥の山は赤牛岳、黄葉の中には平の渡しに続くコースが隠れています。
優しい色の落葉松黄葉、やがて風に吹かれて舞い落ちる季節になります。
ブナ林は渋い赤茶色になっています。
早春には、いち早く若葉が萌え出します
まだ４時半ころというのに、今もう尾根の一部に日差しを残すだけ。
町の人たちからは、半日村なんて呼ばれている。
今日も北風が吹き、冷たくて庭仕事はやめにして、車も冬タイヤから、夏タイヤに履き替えた。
かろうじて、2000ｍを超す裏山にも雪が来た。
この山に3回雪が来ると里にも雪が降るという。
そのうち唐松も、細かい葉がキラキラと落葉するようになる。
里の山も枯れ木が目立つようになってきた。
ジョウビタキも冬に備えて縄張り争い。
冷え込みも強くなり、里から見える鹿島槍は薄化粧。
日本海に近い山は、雲がかかることが多い。
雪と紅葉と思うけれど、なかなかタイミングが合わない。
餓鬼岳は、南に下る分雪は遅くなる。
毎年、藪から救出しなければと思うばかりの、コウズシマウメバチソウ、今年も咲いてくれた。
庭の花もあと菊を残すだけになった。
