針ノ木岳大雪渓取り付きまでのコース、早い時期は右岸(上流から見て右岸、下流側では左岸になる)の作業道を利用する。
途中左岸へ渡る渓は、雪に埋もれているので簡単に渡れる。
雪のないときは、橋が架かっていればラッキーといった感じ。
無いときは下って登山道を登ることになる。
今年の大雪渓は雪が少なく、渓へ降りられず、取り付きまでは暑い登山道を歩くことになる。
その先は左岸の草付きをちょっと歩き、雪渓に出て山頂までの本格登山コース、それなりの装備が必要になる。
扇沢駐車場からの爺ヶ岳。
右岸からのスバリ岳、高山植物が多い。
針ノ木岳、隣町からの針ノ木は三角錐だが、この渓からは鈍頭の山に見える。
登山道から見える滝は、渓に雪渓が残っている時だけ。
頂上に見える灰色の壁は雪、以前針ノ木から爺まで、7月上旬に縦走したことがあるが、この辺りにはこんな景色はなかった。
作業道と登山道が合流する地点には大澤小屋があり、シーズン中は営業している。
左岸を下って行けば、籠川の源流部があり水を利用できる。
他にいくつかの谷を渡るが、縦走路に小屋があるので生水には要注意。
コースタイムは、往復2時間から3時間ほど。