うえぽんの「たぬき鍋」

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プロ野球観戦記2007「見せ場ゼロ」

2007-03-12 20:37:20 | 野球
昨日、法事の後に今季初のプロ野球観戦と相成った。横浜スタジアムで行われた横浜対オリックスのオープン戦である。我々がスタジアムに着いたとき、既に試合は始まっており、3回裏の横浜の攻撃中で、1-0で横浜がリードしていた。周囲の会話に耳を傾けると、どうやら仁志敏久が初回先頭打者ホームランをかっ飛ばしたらしい。何だよ、いいところを見損ねたじゃねーか。でもまぁ、まだ序盤だし、これからよこれから…と思った我々は甘かった。

それはともかく、横浜の先発は、エース・三浦大輔。ドベ脱出のためには、彼が活躍してくれないと困る。注目して見ていたが、ヒットは打たれるものの要所を締める投球で5回を投げて6被安打無失点。毎回の6被安打はちょっと多いな…でも6奪三振無失点だし、四死球は出してないし…評価に困る内容だ。ただ、本人は「全体的にはよかったし、順調にステップアップしてきてます。右、左(の打者)関係なく、シュートを有効に使えた」という談話を残しているので、安心して良いのかな。

オリックスの先発は、ベテランの吉井理人。彼の技術が冴えたのか、横浜打線がヘッポコなのか、横浜の攻撃中はゴロの山。それも、内野手の真正面へのゴロばかり。横浜は、ヤクルト時代の吉井は確かに苦手にしてたけど、未だにダメなのか?

オリックスは毎回のようにランナーを出し、横浜打線は仁志の一発以降は手も足も出ず。ようやく2本目のヒットが出たのは、試合が終盤にさしかかろうとする6回裏。鶴岡一成がセンター前へポテンヒット。種田仁もライト前ヒットで続いたが、結局無得点だった。ああ…orz
途中から見に来た我々には、まるでオリックスがリードしているように錯覚する試合展開である。しかし、オリックスはことごとくチャンスを潰し、スコアは1-0のまま。おいおい、まさかこのまま終わるんじゃねーだろうな。これじゃ書くことないぞ。横浜でもオリックスでも、どっちでもいいから何か一波乱起こせよー。

オリックスは吉井が6回まで投げ、ランス・カーター(1回)→加藤大輔(1回)という継投。母は加藤が出たとき「『社長漫遊記』…」と呟いた。それは加東大介
カーターが石川雄洋に四球を出し、盗塁も許すが、結局無失点。

横浜は、三浦降板後は山北茂利(1回)→ホセロ・ディアス(2回)→山口俊(1回)とリレー。全員仲良くヒットを打たれて一波乱起こそうとする(?)が、オリックス打線も点の取り方のヘタさでは横浜とどっこいどっこい。チャンスを全てぶっ潰し、危惧したとおり、1-0のまま試合が終わってしまった。勝つには勝ったけど、得点シーンは見られずじまい。オリックス打線がヘタに粘ったせいで、最後の方はまた雨が降ってくるし、嬉しさ半減だわよ!
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン

投手陣の粘りは褒められるが、このところの打線の寒さはかなりの重症だ。ああ、開幕まであとわずか…。