★北海道日本ハムファイターズ
1位
菅野 智之 (すがの・ともゆき)投手 22歳
右投右打 185cm87kg
神奈川・東海大相模高-東海大
今年のドラフトの超目玉。そして、原辰徳監督(巨人)の甥としてもあまりに有名である。実力は申し分なく、MAX157キロの直球に多彩な変化球を持ち、制球力も素晴らしい。「意中の球団」以外の指名で、浪人も視野に入れているとのことだが、果たして…?
2位
松本 剛 (まつもと・ごう)内野手 18歳
右投右打 180cm80kg
東京・帝京高
名門・帝京高で1年からレギュラーを任された実力の持ち主で、走攻守が高いレベルで揃っている。特に、3年になってからの打撃の進歩がめざましく、肉体改造やスイングの修正に取り組んだ結果、春から夏にかけて23本塁打を量産(通算33本)。将来性◎!
3位
石川 慎吾 (いしかわ・しんご)外野手 18歳
右投右打 178cm75kg
大阪・東大阪大柏原高
一見するとスリムだが、実は体幹の筋力が強く、打撃に特に必要とされる背筋力は235キロというからすごい。そのパワーを生かした打撃は豪快で、背中をバットが叩くほどのスイングを見せる。高校通算本塁打は55本。強肩、俊足も兼ね備えた逸材である。
4位
近藤 健介 (こんどう・けんすけ)捕手 18歳
右投左打 171cm80kg
神奈川・横浜高
高校で遊撃手から転向したとは思えないほど、捕手としての技術の高さが光る。特にリードに定評があり、投手の良さを引き出す能力に長けているのがうれしい。打撃では、小柄だがパワーがあり、高校通算38本塁打。広角に強く打てる点もポイントが高い。
5位
森内 壽春 (もりうち・としはる)投手 27歳
右投右打 180cm80kg
青森・八戸工大第一高-青森大-JR東日本東北
ドラフト会議直前の10月24日、都市対抗の対三菱重工横浜戦で、大会史上54年ぶりの完全試合を達成し、評価が急上昇した技巧派右腕。常時140キロ前後の直球と、スライダー、チェンジアップなどの変化球をコーナーに丹念に集める粘り強い投球が持ち味。
6位
上沢 直之 (うわさわ・なおゆき)投手 18歳
右投右打 187cm85kg
千葉・専大松戸高
甲子園出場はなかったが、MAX147キロの速球にカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと変化球も豊富な「未完の大器」として、スカウトの評価は高い。三振の取れる力の投球が光るが、技でかわす投球もできるポテンシャルの高さを秘めている。
7位
大嶋 匠 (おおしま・たくみ)捕手 22歳
右投左打 180cm95kg
群馬・新島学園高-早稲田大ソフトボール部
硬式野球の経験が全くないという、異色の指名選手が誕生!ソフトボール界では有名な存在で、今年の公式戦では13試合連続本塁打を放った、強肩強打のスラッガーだ。「記念受験でもいいからプロ野球に挑戦したい」と、10月の入団テストを受験していた。
解説
1位の「菅野特攻」には、度肝を抜かれました。勝算があっての指名だったのかどうかはわかりませんが、「欲しい選手を指名する」という、ドラフトの基本にたちかえったもので、会場でも、観客の拍手と歓声が大きく沸き起こっていましたね。個人的には「指名された球団に入るのがベスト」だと思っていますが、菅野には後悔しない道を選んで欲しいと思います。ただ、どこにも所属しない浪人だけはやめた方がいいですね。一度体がサビ付くと、そのサビを落とすのは容易ではありませんから。
さて、2位以降の指名も「さすが…」とうならせる内容でしたね。ポジションもまんべんなくバランスが取れていて、個人的には今年一番良い指名だったのは日本ハムだったんじゃないかと思います。これで菅野がもし入団してくれたら言うことなしですが、もし拒否されても評価は変わりません。入団交渉が困難だとわかっていても、あえて指名したその「勇気」に、敬意を表したいと思います。
1位
菅野 智之 (すがの・ともゆき)投手 22歳
右投右打 185cm87kg
神奈川・東海大相模高-東海大
今年のドラフトの超目玉。そして、原辰徳監督(巨人)の甥としてもあまりに有名である。実力は申し分なく、MAX157キロの直球に多彩な変化球を持ち、制球力も素晴らしい。「意中の球団」以外の指名で、浪人も視野に入れているとのことだが、果たして…?
2位
松本 剛 (まつもと・ごう)内野手 18歳
右投右打 180cm80kg
東京・帝京高
名門・帝京高で1年からレギュラーを任された実力の持ち主で、走攻守が高いレベルで揃っている。特に、3年になってからの打撃の進歩がめざましく、肉体改造やスイングの修正に取り組んだ結果、春から夏にかけて23本塁打を量産(通算33本)。将来性◎!
3位
石川 慎吾 (いしかわ・しんご)外野手 18歳
右投右打 178cm75kg
大阪・東大阪大柏原高
一見するとスリムだが、実は体幹の筋力が強く、打撃に特に必要とされる背筋力は235キロというからすごい。そのパワーを生かした打撃は豪快で、背中をバットが叩くほどのスイングを見せる。高校通算本塁打は55本。強肩、俊足も兼ね備えた逸材である。
4位
近藤 健介 (こんどう・けんすけ)捕手 18歳
右投左打 171cm80kg
神奈川・横浜高
高校で遊撃手から転向したとは思えないほど、捕手としての技術の高さが光る。特にリードに定評があり、投手の良さを引き出す能力に長けているのがうれしい。打撃では、小柄だがパワーがあり、高校通算38本塁打。広角に強く打てる点もポイントが高い。
5位
森内 壽春 (もりうち・としはる)投手 27歳
右投右打 180cm80kg
青森・八戸工大第一高-青森大-JR東日本東北
ドラフト会議直前の10月24日、都市対抗の対三菱重工横浜戦で、大会史上54年ぶりの完全試合を達成し、評価が急上昇した技巧派右腕。常時140キロ前後の直球と、スライダー、チェンジアップなどの変化球をコーナーに丹念に集める粘り強い投球が持ち味。
6位
上沢 直之 (うわさわ・なおゆき)投手 18歳
右投右打 187cm85kg
千葉・専大松戸高
甲子園出場はなかったが、MAX147キロの速球にカーブ、スライダー、チェンジアップ、フォークと変化球も豊富な「未完の大器」として、スカウトの評価は高い。三振の取れる力の投球が光るが、技でかわす投球もできるポテンシャルの高さを秘めている。
7位
大嶋 匠 (おおしま・たくみ)捕手 22歳
右投左打 180cm95kg
群馬・新島学園高-早稲田大ソフトボール部
硬式野球の経験が全くないという、異色の指名選手が誕生!ソフトボール界では有名な存在で、今年の公式戦では13試合連続本塁打を放った、強肩強打のスラッガーだ。「記念受験でもいいからプロ野球に挑戦したい」と、10月の入団テストを受験していた。
解説
1位の「菅野特攻」には、度肝を抜かれました。勝算があっての指名だったのかどうかはわかりませんが、「欲しい選手を指名する」という、ドラフトの基本にたちかえったもので、会場でも、観客の拍手と歓声が大きく沸き起こっていましたね。個人的には「指名された球団に入るのがベスト」だと思っていますが、菅野には後悔しない道を選んで欲しいと思います。ただ、どこにも所属しない浪人だけはやめた方がいいですね。一度体がサビ付くと、そのサビを落とすのは容易ではありませんから。
さて、2位以降の指名も「さすが…」とうならせる内容でしたね。ポジションもまんべんなくバランスが取れていて、個人的には今年一番良い指名だったのは日本ハムだったんじゃないかと思います。これで菅野がもし入団してくれたら言うことなしですが、もし拒否されても評価は変わりません。入団交渉が困難だとわかっていても、あえて指名したその「勇気」に、敬意を表したいと思います。