ひと筆めぐり 【新発見・再発見・摩訶不思議・唯一無二】への楽しみ…

地域に息づく歴史のひと幕にふれ、…遥かなる往時に思いを馳せる

園部町御詠歌

2020-02-01 | 丹波郡33ケ寺巡り
園部町殿谷、徳生寺
新四国五十八番  弘法大師御詠歌
西国三十三所巡礼は平安時代末期頃、修験者や僧侶らにより始まり、室町時代頃より地方の武士や庶民層へと広がってゆく。そして江戸時代になると、街道には宿坊・土産屋等が整備され、神仏への信仰が更に高まり、生活の時間的余裕のある方が増え巡礼旅にでる人が多くなった。
洛中・洛外においても西国三十三所巡礼を模したコースがつくられた。京都丹波船井ごおり三十三ケ所観音霊場、新四国五十八番弘法大師、地蔵御詠歌めぐり等が誕生している。

新四国五拾八番
弘法大師御詠歌
たちよりて しやりの堂うえ やすみつる 六しをとなへ きよをよむべし
殿谷村  徳生寺

子安地蔵尊御詠歌
たごないに やどりしよりも やすみつる こやすの堂をえ まいるみなれば
殿谷村  徳生寺

<徳生寺のシンボルの十三重石塔(仏舎利)、下部に金剛界四仏が付く>
 
(※御詠歌の解読不十分、間違いあればお許し下さい。)