園部町殿谷、徳生寺
新四国五十八番 弘法大師御詠歌
西国三十三所巡礼は平安時代末期頃、修験者や僧侶らにより始まり、室町時代頃より地方の武士や庶民層へと広がってゆく。そして江戸時代になると、街道には宿坊・土産屋等が整備され、神仏への信仰が更に高まり、生活の時間的余裕のある方が増え巡礼旅にでる人が多くなった。新四国五十八番 弘法大師御詠歌
洛中・洛外においても西国三十三所巡礼を模したコースがつくられた。京都丹波船井ごおり三十三ケ所観音霊場、新四国五十八番弘法大師、地蔵御詠歌めぐり等が誕生している。
新四国五拾八番
弘法大師御詠歌
たちよりて しやりの堂うえ やすみつる 六しをとなへ きよをよむべし
殿谷村 徳生寺
子安地蔵尊御詠歌
たごないに やどりしよりも やすみつる こやすの堂をえ まいるみなれば
殿谷村 徳生寺
<徳生寺のシンボルの十三重石塔(仏舎利)、下部に金剛界四仏が付く>
(※御詠歌の解読不十分、間違いあればお許し下さい。)