日々是好日

今日も晴天なり。
どんな日でも、毎日は新鮮で最高にいい日だと思うことにしてます。
ご一緒に如何ですか?

ピンク色のシャツ

2017-11-05 07:38:13 | シニアライフ

新聞コラム蘭、毎日欠かさず読んでいます。

限られた文字数制限の枠の中に纏められた文章

毎朝、清々しい気持ちで接しております。

ピンク色のTシャツ愛好家の小学生の作文が紹介されております。

その作文は、地元の「男女平等に関する作文コンクール」で優秀賞に輝いてます。

「男の子なのに、どうしてピンク色の服なの?」

幼稚園時代に、女の子に言われたそうです。

「なぜ、そんなことをいうのだろう」と思った事を作文にしました。

ピンク色は女の子、男の子は青色。

デパートの産着売り場では、その色彩の硬直した感覚が色濃く残ってます。

ピンク色は、生まれた時から女の子の好きな色だと思う人が多い。

その子の母親の会話も素晴らしい。

「女の子が青色や緑色の服を着ていたら、おかしいと思うかなぁ?」

そして、その作文の結びです。

『「これからも、同じことを言われることがあると思います。

でも、こんどからは、自分ではっきりと「ぼくのすきな色なんだ」と言いたいです。』

・・・・・

私も傍目を気にしながらピンク系のTシャツを愛用してきました。

もうすでに、人生の半分以上ピンク色に染まってます。

今では傍目も気にすることなく、ピンク色の愛好家です。

趣味の世界の作業着です。

見知らぬ人も、「あの畑の、赤いシャツ着た人ですよね」と評判です。

遠隔地農場に通う人は、神奈川県川崎市からです。

一風変わった農夫です。

一昔前、息子の結婚式に郷里の兄達夫婦をご招待した時の事です。

都心の交通事情に不慣れで目的地まで不安です。

東京駅まで迎えに出掛けました。

家内が用意したのが、ピンク色のシャツです。

「どうして、これ?」

「決まってるでしょう、あなたのトレードマークなの}

毎年帰郷する際の洋服はピンク色のTシャツ。着替えも同系色。

郷里の人たちには、兄弟の多い中「ピンクの叔父さん」の愛称が付いてました。

郷里からの新幹線は座席指定席です。

東京駅の新幹線到着ホーム降車口で、ピンク色の出迎えに

安心した微笑みを交わされた思い出が甦ります。

新聞コラムで紹介された作文に綴れれていた

「ぼくのすきな色なんだ」と」言った覚は記憶にありません。

こんど、何処かで

「これ、俺の好きな色だったんだ」と、自信を持って言ってみたいです。

 


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