新聞コラム蘭、毎日欠かさず読んでいます。
限られた文字数制限の枠の中に纏められた文章
毎朝、清々しい気持ちで接しております。
ピンク色のTシャツ愛好家の小学生の作文が紹介されております。
その作文は、地元の「男女平等に関する作文コンクール」で優秀賞に輝いてます。
「男の子なのに、どうしてピンク色の服なの?」
幼稚園時代に、女の子に言われたそうです。
「なぜ、そんなことをいうのだろう」と思った事を作文にしました。
ピンク色は女の子、男の子は青色。
デパートの産着売り場では、その色彩の硬直した感覚が色濃く残ってます。
ピンク色は、生まれた時から女の子の好きな色だと思う人が多い。
その子の母親の会話も素晴らしい。
「女の子が青色や緑色の服を着ていたら、おかしいと思うかなぁ?」
そして、その作文の結びです。
『「これからも、同じことを言われることがあると思います。
でも、こんどからは、自分ではっきりと「ぼくのすきな色なんだ」と言いたいです。』
・・・・・
私も傍目を気にしながらピンク系のTシャツを愛用してきました。
もうすでに、人生の半分以上ピンク色に染まってます。
今では傍目も気にすることなく、ピンク色の愛好家です。
趣味の世界の作業着です。
見知らぬ人も、「あの畑の、赤いシャツ着た人ですよね」と評判です。
遠隔地農場に通う人は、神奈川県川崎市からです。
一風変わった農夫です。
一昔前、息子の結婚式に郷里の兄達夫婦をご招待した時の事です。
都心の交通事情に不慣れで目的地まで不安です。
東京駅まで迎えに出掛けました。
家内が用意したのが、ピンク色のシャツです。
「どうして、これ?」
「決まってるでしょう、あなたのトレードマークなの}
毎年帰郷する際の洋服はピンク色のTシャツ。着替えも同系色。
郷里の人たちには、兄弟の多い中「ピンクの叔父さん」の愛称が付いてました。
郷里からの新幹線は座席指定席です。
東京駅の新幹線到着ホーム降車口で、ピンク色の出迎えに
安心した微笑みを交わされた思い出が甦ります。
新聞コラムで紹介された作文に綴れれていた
「ぼくのすきな色なんだ」と」言った覚は記憶にありません。
こんど、何処かで
「これ、俺の好きな色だったんだ」と、自信を持って言ってみたいです。
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