博士の異常な模型愛

異常な模型愛やら異常なクルマ愛やら。

いろいろ終わりました

2012-10-09 21:56:21 | 妄想
夏休みということで、子供達を海に漬けに行ったりしましたが、とうちゃん風邪引いたりしてあんまりお元気でなく、あれよあれよという間に休みは過ぎ去っていきます。そんなこんなで我が実家の三重県津市郊外(ほとんど鈴鹿市)に付いたのが10/5。
そういえば今年の休みが十月になったのは娘の学校の日程など諸事情によるもので全然とうちゃんの予定とは関係なかったのですが、10/7はバッチリ夏休み期間内に入っております。あれ?

実は三重県津市在住だった割にエフワンというものを観戦に行ったことはございませんで、恥の多い人生を送ってきました。そもそも当時はチケットの抽選が当たらなかったような。もっぱらテレビ観戦で、おー、なんか車の脇にキャノンてでっかい字で書いてあるなーとか、おー中島、アグリにポディウム先に乗られて悔しそうとか、そんなことをぼーと考える高校生でございました。94年ころから生活環境も変わり興味がなくなりF1はテレビ中継も見なくなりましたが、車を買い換えてからモタスポ熱再燃し07から再視聴開始し今に至ります(なのでシューマッハといえばフェラーリというよりセブンアップジョーダンとベネトンの思い出しかない)。
つまらんつまらんかっこ悪いと酷評されている近年のF1ですが、おっちゃんにとっては、他のオープンホイールと比べ両ウイングがガラパゴス的に進化(そう進化なのです)し、しかもぎちぎちレギュレーションの中で空力極まってかっつかつもう無理です、となっているマシンはやはり憧れのF1マシンそのものですし、グロジャンやらハミルトンやら爽やかナイスガイのむかつくペレスやらなんで走らんホンマに不運だけなんかカムイやら、ドライバーもタレント揃いで、今年のF1は相当オモシロイと思っておりました。で休みが10月上旬しか取れず、おばあちゃんの家はほとんどサーキット(違)。こりゃ正に千載一遇。ついでにコップのおじちゃんになりたいという巨大な野望を抱く長男もベッテルベッテル言うとりますので、どーせベッテル勝つし(こらこら)、いざ鈴鹿へ。おっちゃんはアロンソと可夢偉を応援し倒しちゃる、フェラーリとザウバーどっちの帽子を買おうかと思っておりましたところまんまと嫁ちゃんの「あんたなんか妙な帽子やらシャツやら買ったってF1終ったら着て行く所無いからねわかってるんだよね」というインターセプトにより、観戦はいつもの服装それはユニクロ。イエスマイコーチ。

戦績は皆さんご存じの通りなので割愛します。おっちゃん的にはカムイを応援しつつ観戦に完っ璧に飽きた息子をじゃんけんとかっぱえびせんで場をもたせつつで結構大変でした。でも息子もベッちゃんが勝つと「わーいやったー」とマンガのように両手を挙げて喜んでいたのでまあいいか(周辺席より失笑あり)。
シケイン後立ち上がりで見ていたのですが最終2ラップくらいは周りの皆さん口々に「おっしいける」「ダイジョブダイジョブ」「そのままいけー」などと鈴鹿サーキットというより四日市ケイリンにいるかのような盛り上がり、当然おっちゃんも相当テンパッてしまい何故か普通に手を振ったりして応援しました(もうどうしていいかわからなかった)。となりの実兄チーム(バトン派)は醒めた目で見てましたが。
カムイコールがプロレスっぽくってちょっとなんだなあと思いつつ、それでもおっちゃんはとっても嬉しかったです。あんなに沢山の人間が口々にコールしてもちゃんと明瞭な言語として聞こえるのね、とちょっとどうでもいいことに感心しました。巨人が叫んでるみたいでした。

鈴鹿の夕暮れ時はとても綺麗でした。生活圏が変わってからは見られなくなった、ワシの子供の頃のままのオレンジ色の強い夕暮れです。夕日に照らされるアロンソ号が切なく儚げで、おっしじぇったいF2012作るぞ、と心に固く誓った模型オタク、2012の秋なのでした。
コメント (2)
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