ウホウホにっき

大好きなガイドヘルプの仕事をするため城陽で起業し、40男の生き方を模索中。旅行とグルメが生き甲斐!

自分で作った枠組みを打ち破るのは難しい

2016-07-17 00:38:57 | じぶん



「制度の枠にとらわれない支援を行いたい」と言って事業をしていますが、自分自身で大体の枠を決めているのだなと感じてしまうことがあります。


「豪華客船の旅へのヘルプをお願いしたい」と、先日に77歳の方から連絡を受けました。
介護保険サービスを利用されている方ということで、無意識のうちに自分の枠の外だと考えていました。


さらに、5~7日間の旅行の支援は想定外でした。
「思い出を創る支援」といいながら、自分の中で勝手に一泊二日程度の支援を想定していました。




「知的障がい者の一泊二日の旅行を支援する」という見えない枠を作り、その中で想定していることに気づきました。


だから、その枠を超えたニーズを聞いたために戸惑っているのかと・・・




逆に、どんなニーズでも受けられるということの凄さにも気付かされています。






ガイドヘルプの場面でも枠を感じることがあります。


先日、温泉へ行った利用者さんが風呂上がりに酎ハイを希望されました。
この時も私の中で想定外でした。


「昼間の外出支援ではアルコールは飲まない」という勝手な枠組みを作っていました。
利用者さんが所属する施設職員の方に判断を仰ぎ、結局、ノンアルコールを勧めるという始末・・・




無意識のうちに枠組みを決めて、その中で判断しているのだなと感じます。


これが大人なのかもしれませんが、なんかつまらないなぁ。


自分で作った枠組みは自分では気付けないものだと感じます。
想定外のことが起こって気付きます。




今回聞いた『豪華客船の旅』のニーズを受け、私の中の枠組みを崩すことができるでしょうか。


答えは簡単なんです。


高齢者の対応が不慣れなら、学べば良いのです。
ケアマネージャーを含む支援者に教えてもらえますので。




一週間の旅の同行が難しいと言わず、どうすれば体制が組めるかを考えれば良いのです。


旅行は1年先かもしれないので準備期間はあります。


今回のニーズを受け、自分の枠組みを広げることができるかもしれません。
それが成長というのでしょうか。


頑張りたいと思います。