ウホウホにっき

大好きなガイドヘルプの仕事をするため城陽で起業し、40男の生き方を模索中。旅行とグルメが生き甲斐!

家庭養護促進協会オリエンテーション

2019-07-10 12:55:57 | 里親活動
大阪家庭養護促進協会でのオリエンテーションでは、協会の活動についてや養子縁組の流れなどの説明を受けました。


我々夫婦の自己紹介や養子縁組を希望するに至った流れなども話しました。


この協会は子どもの幸せを第一に考えられる為、養親希望者には厳しい面もあると事前に児童相談所から聞いていましたが、厳しいことを言われるというよりは、現実の厳しさを教えて下さる感じでした。

『愛の手』に掲載されるお子さんの多くは幸せな出産を経ていない事が多いという現実。
幸せな育児を受けていない子が多いという現実。
『望まれてない子』として生まれたケース。
虐待を受けて来たケースなど。


想像はしていましたが、辛い状況下にあるお子さんが大半だという現実。
それを受け止められるかどうかがスタートラインです。


妊娠時期に喫煙されていた、または覚醒剤をされていたケース・・・
未成年者が隠れて産んだケース。


中には知的障がいの母から生まれた子も。


どんな境遇で生まれてきた子であっても受け止める覚悟があるかどうか・・・
重い話でした。




そして、私達夫婦が『愛の手』を見て望んでいた女の子の話も聞きました。
「どんな話を聞いても迎え入れよう」と事前に夫婦で決めていました。


しかし、話を聞き終わった後、即答できませんでした。
「夫婦で相談して、お返事します」と・・・


協会での面談は3~4時間あったので、夫婦共疲れてました。
「スタバで休憩しよ」と妻より提案。


難波へ出ました。
当初の予定では、帰りに難波に行って買い物をするつもりでしたが・・・


買い物気分ではなくなりました。


スタバで休憩しながら、妻と話します。
「どうやった?」


夫婦間で言葉が詰まります。


色々な話があったけど、検討課題は大きく2点でした。
実母や実兄弟の事、本人の発達状況の事。


まだ出会ってもいない子について、聞かされた情報だけで判断することの難しさ。
我々夫婦だけではなく、その子の人生も左右する大きな決断です。


何度も考えて、聞いた情報を書面にまとめて・・・


でた結論は・・・
「この子に会いたい」
夫婦一致しました。


どんな子でも、先のことは分からない。
何が起こるかなんて分からない中で子育てをされているんですよね。


普通、親は子を選べない。(子も親を選べない)
それなのに選ぼうとしている僕ら。
何てエゴなんや。


しかし、無責任に選べない。
僕らより適切な親がいるかも知れない。


でも、僕らはあの子に会いたい。


だから、僕らは迎え入れることで決断しました。
翌日、協会へ連絡しました。


これから話が前に進みます。
実際に迎え入れられるかどうかは、その子が受け入れてくれるかどうか・・・
これからが大切です。


出会う頃には2歳になっているであろう将来の我が娘。
あなたの父になれるように頑張ります。


人として試されていくのだと・・・
あなたと生きていくために。