TATSUMIYA ~uji-maccya~

京・宇治 抹茶料理 辰巳屋と宇治の街の
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夏越祓。

2010-06-30 22:41:38 | Weblog
本当に暑い日が続きます。

外にいると何もしてなくても常に汗をかいている感じですね・・。

こんな蒸し暑い日々を乗り越えようと神頼みを行ったのがまさに「夏越祓」。


ここで豆知識。。。


6月30日は水無月を食べる日です。


京都では1年のちょうど折り返しにあたるこの日に、この半年の罪や穢れを祓い、

残り半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓(なごしのはらえ)」が行われます。




この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。

水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、

それぞれに意味がこめられています。



水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、

三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。




旧暦6月1日は「氷の節句」または「氷の朔日」といわれ、

室町時代には幕府や宮中で年中行事とされていました。

この日になると、御所では「氷室(ひむろ)」の氷を取り寄せ、

氷を口にして暑気を払いました。

「氷室」とは冬の氷を夏まで保存しておく所のことで、

地下など涼しいところを利用して作られた、昔の冷蔵庫のような場所です。

京都の北山には「氷室」という名の場所があり、今でもその氷室の跡が残っています。

昔はこの北山の氷室から宮中に氷が献上されたと『延喜式』に記され、

宮中では氷室の氷の解け具合によってその年の豊凶を占ったといいます。

当時は氷室の氷を口にすると夏痩せしないと信じられ、

臣下にも氷片が振舞われたようです。

しかし、庶民にとっては夏の水はとても貴重で、

ましてや氷など簡単に食べられるものではありません。

そこで、宮中の貴族にならって氷をかたどった菓子が作られるようになりました。

これが水無月です。



とゆう感じで今日は私も自分で作った「水無月」をたらふく食べて

ゆっくりと休日を満喫いたしました・・・。


むしゃむしゃと水無月をほうばりながら、

「この夏は気合いれて体を引き締めないと海水浴にはいけないなぁ~」

とつぶやく辰巳屋 若主人でございました・・・。




~休業日のお知らせ~

次の休業日は7月7日(水)です。


京・宇治 抹茶料理 辰巳屋 若主人より

http://www.uji-tatsumiya.co.jp/
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
初めまして☆ (そら)
2010-07-01 23:43:36
私も水無月食べました!
でもこんな意味があるのは知らなかったです。
ちょっとかしこくなりました!
返信する
ありがとうございます! (そういちろう)
2010-07-03 15:38:54
コメントありがとうございます!

こうして料理のお話を書くのは自分自身にとっ

ても勉強になる事でもあります!

さらにこれからもがんばって初心者ながら

ブログ更新してまいりますんで、コメント頂け

たらやる気倍増でございます!

おおきにです!

辰巳屋 若主人より
返信する

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