これまで、
まる1年かかっていた
+1万ページビューに、
半年で達しました。
ありがとうございます。
この等式を見たとき、
ふと、
なんでCの3乗(立体)
じゃないんだ?
と思いました。
どうやら、
「単位時間あたりの」
という見えない但し書きが
ついているようです。
単位時間ってのは
具体的には1秒。
なので、
光の速度C(m/s)は、
この場合、到達距離(m)
と考えていいでしょう。
Cがもはやただの距離となり、
時間と無関係の定数
ということなれば、
そこへ時間を盛るとすれば、
C2乗の作る平面(一辺C)
に対し垂直に時間sを立てる
以外にどうしようもない。
毎秒ごとにこの等式が成り立つ。
ただしこれは積分じゃありません。
積分しちゃうと
Eがインフィニティーしちゃって、
質量mの存在する余地がなくなる。
これは以前、
タイムマシンのところで書いた、
もしも触れる過去や未来があれば、
宇宙は存在した途端に
無限大の質量を持つことになり、
すべてが(ゆらぎすらも)凍りつく。
ということの、別の表現です。
なので、毎秒ごと、
Eは常に一定の値をとる。
いわゆる、
エネルギー不変(普遍)の法則
です。
話を単純化して、
Cの2乗が作る平面を、
方眼紙の
もっとも小さな1マスとしましょう。
あの薄い水色で引かれたマスの、
いちばん小さな1ヶです。
このマスが大きくなると、
質量mは小さくなる。
半比例の関係です。
このマス(以下「セル」と言います)
が小さくなると、
質量mは大きくなる。
つまり、
物質の中身が
疎に(軽く)なると
光の到達距離は長くなり、
蜜に(重く)なると
光の到達距離は短くなる
というわけです。
空気よりも
真空のほうが疎なので、
空気中から僕らの見た
真空中の光の速さは、
僕らの世界の光の速さを
超えているわけです。
もっと、
このセルを広げる(疎にする)
ために、例えば、
ウランの球の中心に、
ごくごく小さい真空の球を
作ったとします。
鉄鋼材料なんかでは、
「ひけ」としてよくできるけど、
すぐさま不純物が出てきてしまって、
真空ではなくなってしまいます。
仮にそれがなくて、
真空が維持されたとしましょう。
いわゆる「ワープ」の基本は、
何はともあれ、
光の速さを超えること。
これはつまり、
このセルを限りなく大きくする
ということでもあります。
でもね、
いくら大きくしたところで、
負の値にはならない。
時間は逆行しません。
もしも時間を逆行させたいなら、
虚数空間を考えなければ。
ー0と+0のところで、
ー0への偏りが、僕らの居る
宇宙の存在理由だと書きましたが、
虚数ってのはそれで言うと
+0を2種類与えるもの
になります。
しかし、
+0が2種類になった瞬間、
今ある2種類のー0と
対消滅して、宇宙は消えます。
僕らもね、ただのEになる。
いつしか、
ワープには別の方式、
なんか輪っかを通る方式が
現れましたけれども。
ワームホールを利用するやつね。
そういう事情から考えると、
そのほうがSFとしては面白い。
むちゃくちゃ走る必要ないし(笑
ただ虚数空間がありさえすれば、
ワープできちゃう。
ただし、
その輪っかが壊れた瞬間、
こちらと向こう、
両方の宇宙が対消滅しますけどw
蛇足ですが、
これはいわゆる
「反物質」ではありません。
反物質もまた、
ー0への偏りのなかで
仮定されうるもので。
虚数空間には
反物質の虚数バージョンが
あります。