上田城址へ行ったので、せっかくなら松本城も見てこようと少しだけ遠回り。












お堀の水面に映る漆黒の城!








鹿教湯温泉を後にして、松本に近づくほどにふたたび曇り空。












位置的には鹿教湯上田と松本のちょうど中間くらいだし、東京からも同じくらいなので遠回りというのかな?
ただ、松本へ行くと東京からのバス代は高くなるんですよね。
新宿ー上田 3100円
新宿ー松本 3600円
電車だとお値段も時間も逆転な不思議。
…とにかく、松本城!!!


驚きました!!
ババーンとそびえる天守群!

知識まったくなく、しかもこれまで近くをかすめながら行こうともせず…。
その松本城がこんなにかっこいいお城であったとはΣ( ̄。 ̄ノ)ノ

入城料700円、惜しくないです!!!
六層構造の大天守
1階には広々とした武者走りや石落とし


そして2階には武者窓や竪格子窓。ここから弓を引いたら、鉄砲を撃ったり…。

3階は食料庫の様な役割だったそうで、攻撃用の窓はありません。
4階には城主か座する玉座。

5階は四方に窓があり、作戦会議の間として使われたとの説。
孔子窓から外を眺める。


そして最上階。一番高いところに祀られているのは二十六夜神。

月齢26の月を拝む信仰なんだそうです。月待ちと言って、関東で行われていた信仰が戸田氏によって持ち込まれたんだとか…
月待は月の出を待ちながら念仏を唱え、仲間と飲食を共にするというもの。
戸田氏は毎月3石3斗3升3合3勺(約500キログラム)の米を炊いて供えたといわれています。今は7月に例祭が行われるようです。
そして、これら戦国時代末期に作られたものに加え江戸時代初期に作られた月見櫓などもあります。

江戸時代になり、城の役割が戦さから雅なものに変化したことが実感できました。ここから眺める月は美しかったんだろうなぁ…

そんなことを思いながら、場内の見学を終え、外に出る頃には驚くほどの秋晴れ!!!

お堀の水面に映る漆黒の城!
カッコ良過ぎます。
しかも後方にはアルプスの山並み!!!


ここでテンションマックスになりました。
槍ヶ岳〜

↑合ってるかな?
青空になって紅葉もよく映えます!!




松本城の美しさにすっかり感銘を受け、帰宅してからあれこれ検索。城好きの方々からも高評価なお城だったのですね。納得です!!
なんてったって、史跡に興味がないこの私に、城のことを書かせるのですから…。
最後は城址内で行われていた菊花展の花々に癒され、帰途へ。



今日もいい日になりますように!