地熱発電 期待再び -地域の電力を考える-
北海道内で地熱発電所の開発が進んでいる。
本年度は北海道内2か所で、
いずれも大規模発電所の開発に十分とみられる量の蒸気と熱水が確認された。
2011年の東日本大震災以降、
地熱発電への関心は高まり、国の支援も強まっている。
ただ日本は世界第3位の地熱資源量を誇りながら、
アイスランドなどに比べると利用はごくわずか。
眠れる資源・地熱を如何に活用するか。
関係者らの期待は大きい。
-北海道新聞-
北海道内で現在稼働している地熱発電所は北海道電力森発電所一か所のみ。
開発中が11か所あると云う。
全国の2千キロワット以上の稼働する地熱発電所は16か所。
小規模ながら数年で開発できる「バイナリー方式」の発電所を含めると
もっと数は増えるだろう。
北海道内の開発中のバイナリー方式の箇所数は11か所中4か所。
私はもっと早くからできなかったのか、甚だ不満である。
地熱発電利用先進国アイスランドは、
巨大スパで有名だが、あの温水プールは、
地熱発電所から排出される余熱を利用し
温水化していると言う。
しかもその電力のおかげで総人口約30万人のその国で
多くの国民が多大な恩恵を受けている。
電気代が格段に安く、あらゆる生活圏内で利用されているのだ。
更に驚くべきは、発電所のシステムはナント総て日本製!
日本企業が請負い、アイスランドの電力を賄っている。
どうしてアイスランドに出来て、日本に出来ないのか?
震災後原子力発電を総て停止し、電力危機を経験した日本。
なぜそうなる前に原子力に頼らない電力行政が出来なかったのか?
世界有数の火山国日本。
普通に考えれば何もわざわざ高い石油を買って火力発電に頼ったり、
安全性に疑問の残り、反対の声が大きかった原子力を
ごり押しする必要など無かったはず。
技術を生かし、地熱発電を基幹発電に据えていれば
こんな電気料金高騰を招かなかったと思う。
更に日本は水力発電においても大きな可能性がある。
何も大きなダムをたくさん作れと云っているのではない。
ダムなど作らなくても、個人使用程度の小規模発電なら
無数に出来るはず。
昔あった水車を思い出せば良い。
何も再生可能エネルギーは、太陽光発電だけではない。
国内の特徴あるそれらの資源を効率よく利用すれば、
企業の使用電力の利用コストを抑え、
中国・韓国との国際価格競争でもその分戦い易くなった事だろう。
それなのにどうして今まで出来なかったのだろう?
技術を持たないアイスランドですら、
外国の技術を利用してまで実現したのに。
その分彼らは、目に見えて快適な生活をおくっている。
技術を持っていても、今まで実現出来なかった日本。
その違いはどこにあるのか?
単に為政者や役人の力量の違い?
原子力や石油業界の利権?
確かに地熱発電可能地域は国立公園・国定公園内に多く分布し、
開発・建設には法律などの制約がある。
開発に必要なボーリングによる掘削で、
温泉が枯れるなどの心配から温泉業界からの反対もある。
でもそれらは、公共の福祉の観点から最優先し、克服していく課題だ。
手を拱いて何もしてこなかったのは、行政の怠慢であり
強く弾劾されるべきだと思う。
震災以降日本は、CO2削減に関し、口を閉ざすようになったが
「地震があったから国際公約は守れません。」
なんて安い云い分けしてんじゃないよ。
今自動車業界では、燃料電池車が注目を集めている。
2020年の東京オリンピックまでに、
水素を燃料にして電気で走る燃料電池車を普及させたいと
トヨタが打ち上げ花火をあげた。
ホンダでも、もう10年以上前から開発していた。
それらが未来の車の主流になれば、
化石燃料の使用を抑え、CO2の削減に大きく寄与出来る。
約束した年限をクリアできないかもしれないが、
その気になれば国際公約の実現は可能なのだ。
自動運転の技術など、
日本の持つテクノロジーは世界に冠たるものがある。
あとは政治屋さんと役人の資質が
せめて普通に暮らす一般人並みの能力を持ってくれれば
もう少しマシな暮らしが出来るのだが・・・。
どうしてあなたたちはそんなに無能なの?
そんなあなたたちよりも、数段無能な口だけオヤジが一句。
発電で 優雅に暮らす 老後かな?
お粗末。
今日一旦、東京に帰ります。
明日は東京からブログを再開します。
北海道内で地熱発電所の開発が進んでいる。
本年度は北海道内2か所で、
いずれも大規模発電所の開発に十分とみられる量の蒸気と熱水が確認された。
2011年の東日本大震災以降、
地熱発電への関心は高まり、国の支援も強まっている。
ただ日本は世界第3位の地熱資源量を誇りながら、
アイスランドなどに比べると利用はごくわずか。
眠れる資源・地熱を如何に活用するか。
関係者らの期待は大きい。
-北海道新聞-
北海道内で現在稼働している地熱発電所は北海道電力森発電所一か所のみ。
開発中が11か所あると云う。
全国の2千キロワット以上の稼働する地熱発電所は16か所。
小規模ながら数年で開発できる「バイナリー方式」の発電所を含めると
もっと数は増えるだろう。
北海道内の開発中のバイナリー方式の箇所数は11か所中4か所。
私はもっと早くからできなかったのか、甚だ不満である。
地熱発電利用先進国アイスランドは、
巨大スパで有名だが、あの温水プールは、
地熱発電所から排出される余熱を利用し
温水化していると言う。
しかもその電力のおかげで総人口約30万人のその国で
多くの国民が多大な恩恵を受けている。
電気代が格段に安く、あらゆる生活圏内で利用されているのだ。
更に驚くべきは、発電所のシステムはナント総て日本製!
日本企業が請負い、アイスランドの電力を賄っている。
どうしてアイスランドに出来て、日本に出来ないのか?
震災後原子力発電を総て停止し、電力危機を経験した日本。
なぜそうなる前に原子力に頼らない電力行政が出来なかったのか?
世界有数の火山国日本。
普通に考えれば何もわざわざ高い石油を買って火力発電に頼ったり、
安全性に疑問の残り、反対の声が大きかった原子力を
ごり押しする必要など無かったはず。
技術を生かし、地熱発電を基幹発電に据えていれば
こんな電気料金高騰を招かなかったと思う。
更に日本は水力発電においても大きな可能性がある。
何も大きなダムをたくさん作れと云っているのではない。
ダムなど作らなくても、個人使用程度の小規模発電なら
無数に出来るはず。
昔あった水車を思い出せば良い。
何も再生可能エネルギーは、太陽光発電だけではない。
国内の特徴あるそれらの資源を効率よく利用すれば、
企業の使用電力の利用コストを抑え、
中国・韓国との国際価格競争でもその分戦い易くなった事だろう。
それなのにどうして今まで出来なかったのだろう?
技術を持たないアイスランドですら、
外国の技術を利用してまで実現したのに。
その分彼らは、目に見えて快適な生活をおくっている。
技術を持っていても、今まで実現出来なかった日本。
その違いはどこにあるのか?
単に為政者や役人の力量の違い?
原子力や石油業界の利権?
確かに地熱発電可能地域は国立公園・国定公園内に多く分布し、
開発・建設には法律などの制約がある。
開発に必要なボーリングによる掘削で、
温泉が枯れるなどの心配から温泉業界からの反対もある。
でもそれらは、公共の福祉の観点から最優先し、克服していく課題だ。
手を拱いて何もしてこなかったのは、行政の怠慢であり
強く弾劾されるべきだと思う。
震災以降日本は、CO2削減に関し、口を閉ざすようになったが
「地震があったから国際公約は守れません。」
なんて安い云い分けしてんじゃないよ。
今自動車業界では、燃料電池車が注目を集めている。
2020年の東京オリンピックまでに、
水素を燃料にして電気で走る燃料電池車を普及させたいと
トヨタが打ち上げ花火をあげた。
ホンダでも、もう10年以上前から開発していた。
それらが未来の車の主流になれば、
化石燃料の使用を抑え、CO2の削減に大きく寄与出来る。
約束した年限をクリアできないかもしれないが、
その気になれば国際公約の実現は可能なのだ。
自動運転の技術など、
日本の持つテクノロジーは世界に冠たるものがある。
あとは政治屋さんと役人の資質が
せめて普通に暮らす一般人並みの能力を持ってくれれば
もう少しマシな暮らしが出来るのだが・・・。
どうしてあなたたちはそんなに無能なの?
そんなあなたたちよりも、数段無能な口だけオヤジが一句。
発電で 優雅に暮らす 老後かな?
お粗末。
今日一旦、東京に帰ります。
明日は東京からブログを再開します。