横浜市都筑区の大型マンションの施工不良
なぜ改ざんしたのか?
どうして見過ごされたのか?
他社ではありえないことなのか?
20日に旭化成建材と親会社の旭化成の社長が謝罪会見をしました。
21日の毎日新聞によると、
「くい打ちは2台の重機を使い、
このうち一機のチーム管理者を務める男性契約社員が改ざんしていた」
とのことです。
社員は、会社の20時間に及ぶヒアリングに
「データ記録用紙が切れていたり。体調不良で休んだ間に代役を務めた同僚から
データを引き継げなかった」と答えたということです。
しかし、「支持層に届いていないという認識をもってやった工事はない」
と繰り返しているともあります。
一社員の「ミス」か「怠慢」か「悪意」なのでしょうか。
21日朝刊社会面の識者コメントに
「コストや納期が品質や安全よりも優先された可能性は高い」
とありました。
工費や工期の面でプレッシャーがあり、
「偽装してしまおう」と考えたのかもしれません。
そこに会社の責任はなかったのか、という疑問は当然出てきそうです。
また、仮に一社員の行為だったとしても、
改ざんを見つける体制がないとすれば、それも大きな問題です。
旭化成建材は、『チェックや管理の在り方に不備があった』
と組織上の問題を認めた」とありますが、
旭化成建材固有の問題なのか、
建設業界全体の構造的な問題もあるのか、分析記事が待たれます。
フォルクスワーゲンがディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題、
東洋ゴムが列車や船舶の防振用ゴムの試験結果を偽装していた問題、
と企業の存立に関わるような不正の報道が続きます。
「なぜ次々と」と思わざるをえません。
-毎日新聞 にゅーす360度-
企業による組織的な不正や個人に責任転嫁された不祥事が後を絶たない。
今回のデータ改ざんも、
工期が迫った中でのひっ迫して追い込まれた状態が
不正行為に及んだ原因ではないかという
テレビ報道でなされている。
データ改ざんも、その他の不正行為も
決して許されないことだが、
個人にすべての責任を負わせるのは違うと思う。
私も会社に勤めていたころ、
時間に追われ、精神的に追い詰められたことは
幾度もある。
それらの焦りの状態が
ミスや不正を生む温床であるとして、
社員による事故が起きる度全体会議が行われ
事故やミスの原因追及や、再発防止策が話し合われた。
幸い私の在任中、隠ぺい工作などの犯罪行為は一度もなかったが、
もしそんな事があったら、目も当てられない事態だっただろう。
私はその在任中、年を追うごとに
仕事がきつくなり、責任が重くなっていく職場環境に
重荷を感じ、強めていた。
多分世間一般の会社がほぼ全部そうだったのだろう。
仕事のストレスで自殺する人が増え、
そもそも会社勤めが怖くてできないニートたちがどんどん増えている今の現状。
はたしてこれで良いのだろうか?
社会は科学技術や仕組みの発展で
日々快適で便利になってゆく。
その一方で働く人々にとっての
職場環境は日々悪化してきているように感じるのは私だけだろうか?
責任追及と再発防止の取り組みは
もちろん絶対大事だか、
個人が精神的に追い詰められるような環境は
今すぐに改善すべき事項である。
誰もが優しく快適な社会を求めている。
いつもギスギスした雰囲気の社会で暮らすのは御免だと思っているはず。
なら、なぜそれを実現できないのだろう?
皆自分が可愛いから?
他人の仕事なんてどうでもよいと思っているから?
皆人より良い暮らしをしたいから?
競争に勝たなければならないから?
職場環境改善の取り組みは
それぞれの企業で実践されているとは思うが、
それがちゃんと生かされていないから
様々なギスギス感を生むのだろう。
せめてその部分だけでも埋めることができるなら、
この世の中の悲劇のかなりの部分が解消されるのではないだろうか?
効率化にばかりとらわれず、
社会の仕組みにゆとりを持った考え方を積極的に導入し、
精神面でも、労りと協調の精神をもっとしっかり教育面でも
強化してほしい。
社会のハザマで生きてゆくオヤジが句とは云えない一句。
笑って許して 私の失敗
その代わり 許してあげる あなたの失敗
お粗末。
なぜ改ざんしたのか?
どうして見過ごされたのか?
他社ではありえないことなのか?
20日に旭化成建材と親会社の旭化成の社長が謝罪会見をしました。
21日の毎日新聞によると、
「くい打ちは2台の重機を使い、
このうち一機のチーム管理者を務める男性契約社員が改ざんしていた」
とのことです。
社員は、会社の20時間に及ぶヒアリングに
「データ記録用紙が切れていたり。体調不良で休んだ間に代役を務めた同僚から
データを引き継げなかった」と答えたということです。
しかし、「支持層に届いていないという認識をもってやった工事はない」
と繰り返しているともあります。
一社員の「ミス」か「怠慢」か「悪意」なのでしょうか。
21日朝刊社会面の識者コメントに
「コストや納期が品質や安全よりも優先された可能性は高い」
とありました。
工費や工期の面でプレッシャーがあり、
「偽装してしまおう」と考えたのかもしれません。
そこに会社の責任はなかったのか、という疑問は当然出てきそうです。
また、仮に一社員の行為だったとしても、
改ざんを見つける体制がないとすれば、それも大きな問題です。
旭化成建材は、『チェックや管理の在り方に不備があった』
と組織上の問題を認めた」とありますが、
旭化成建材固有の問題なのか、
建設業界全体の構造的な問題もあるのか、分析記事が待たれます。
フォルクスワーゲンがディーゼル車の排ガス規制を不正に逃れていた問題、
東洋ゴムが列車や船舶の防振用ゴムの試験結果を偽装していた問題、
と企業の存立に関わるような不正の報道が続きます。
「なぜ次々と」と思わざるをえません。
-毎日新聞 にゅーす360度-
企業による組織的な不正や個人に責任転嫁された不祥事が後を絶たない。
今回のデータ改ざんも、
工期が迫った中でのひっ迫して追い込まれた状態が
不正行為に及んだ原因ではないかという
テレビ報道でなされている。
データ改ざんも、その他の不正行為も
決して許されないことだが、
個人にすべての責任を負わせるのは違うと思う。
私も会社に勤めていたころ、
時間に追われ、精神的に追い詰められたことは
幾度もある。
それらの焦りの状態が
ミスや不正を生む温床であるとして、
社員による事故が起きる度全体会議が行われ
事故やミスの原因追及や、再発防止策が話し合われた。
幸い私の在任中、隠ぺい工作などの犯罪行為は一度もなかったが、
もしそんな事があったら、目も当てられない事態だっただろう。
私はその在任中、年を追うごとに
仕事がきつくなり、責任が重くなっていく職場環境に
重荷を感じ、強めていた。
多分世間一般の会社がほぼ全部そうだったのだろう。
仕事のストレスで自殺する人が増え、
そもそも会社勤めが怖くてできないニートたちがどんどん増えている今の現状。
はたしてこれで良いのだろうか?
社会は科学技術や仕組みの発展で
日々快適で便利になってゆく。
その一方で働く人々にとっての
職場環境は日々悪化してきているように感じるのは私だけだろうか?
責任追及と再発防止の取り組みは
もちろん絶対大事だか、
個人が精神的に追い詰められるような環境は
今すぐに改善すべき事項である。
誰もが優しく快適な社会を求めている。
いつもギスギスした雰囲気の社会で暮らすのは御免だと思っているはず。
なら、なぜそれを実現できないのだろう?
皆自分が可愛いから?
他人の仕事なんてどうでもよいと思っているから?
皆人より良い暮らしをしたいから?
競争に勝たなければならないから?
職場環境改善の取り組みは
それぞれの企業で実践されているとは思うが、
それがちゃんと生かされていないから
様々なギスギス感を生むのだろう。
せめてその部分だけでも埋めることができるなら、
この世の中の悲劇のかなりの部分が解消されるのではないだろうか?
効率化にばかりとらわれず、
社会の仕組みにゆとりを持った考え方を積極的に導入し、
精神面でも、労りと協調の精神をもっとしっかり教育面でも
強化してほしい。
社会のハザマで生きてゆくオヤジが句とは云えない一句。
笑って許して 私の失敗
その代わり 許してあげる あなたの失敗
お粗末。