uparupapapa 日記

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<注目ニュース90秒>児童虐待10万件 最多の大阪府は

2016-08-05 04:45:23 | 日記
厚生労働省は4日、2015年度の児童虐待件数が、

統計を取り始めた1990年度以来初めて10万件を突破したと発表した。

背景には、通報ダイヤルが「189」に短縮されたことや、

虐待に対する社会の関心の高まりがあるが、

急増に児童相談所の対応が追いつかない現状もある。

6年連続で全国最多となった大阪府では、

「子供が大泣きした後通報された」と、母親から戸惑いの声も挙がる。

取材を続ける毎日新聞大阪本社学芸部の反橋希美記者は

「育児支援が足りないまま通報を奨励するだけでは、

深刻な事態が隠される可能性もある」と指摘する。


-毎日新聞 8月4日(木)20時32分配信-








児童虐待の他に、老人施設虐待、障害者虐待など、

『虐待』がキーワードになる話題や事案が多すぎるように思う。

そうした『虐待』の他に『ハラスメント』もある。


そうした行為は昔からあるが、

増加傾向にあるという事実が、社会全体を見通したとき

問題を深刻化させているのではないだろうかと思う。



何故それらの行為が増加傾向にあるのか?



今日の記事にあるように、

通報し易くなったことも

統計の数字を押し上げた要因のひとつだと考えられるが、

決してそれだけではないだろう。


現代社会で暮らすひとりひとりの生活からゆとりが消え、

自己中心的な防衛本能がそうさせるのではないか?



我が子を慈しむ心、他人を尊重し、敬意と親愛の心を持って

他者に臨めば軋轢は減るはずだ。



そういえば今日の別の記事で、

アメリカのトランプ候補がまたまたやらかした。


演説中、赤ちゃんの泣き声に苛立ちをみせ、

会場から排除させたとのこと。


大統領候補の演説に、

赤ちゃんを連れてくることの是非の論議もあるだろうが、

国を率いるべき人間としては、

いささか度量が狭すぎる。


心の余裕が減り、狭量な人間が増える社会は不幸である。



だからと云って満ち足りた境遇になれたなら、

狭量な気持ちを追い出すことができるのか?といえば

必ずしもそうはならないだろう。


要は心がけの問題なのかもしれないが、

そうとは言え、居心地の悪い要因が増えるにつれ、

ストレスなどの軋轢が生じ、心が狭くなる傾向を生むのも事実だ。


虐待件数や内容分析を詳しく行い、現状把握に努めることは大切だが、

虐待を処罰するだけでなく、平行して未然防止の努力も必要だ。



今後も通報制度の充実を図ると共に、

様々な分野の相談窓口の設置と支援制度の拡充、

更に社会全体がゆとりを持った受け止めができるよう、

教育の強化と啓蒙が大切になってくると思う。


元々民度の高さで世界中から高評価を受けている日本人。

何事も本気で取り組めば、必ず成し得ると信じたい。




そういえば、昨日観たTBSの番組『モニタリング』で

タレントのDAIGOが季節外れのサンタクロースに扮し、

子供たちの食べ物の好き気嫌いや、おもちゃなど好きな物への独占欲を

克服させる姿が映されていたが、

ふとしたきっかけで人間変われることを

子供たちは実証してみせた。


そうした貴重な試みから、大切な教訓をつかみ取ることはできないか?


サンタの助言や諭しの言葉で子供が変われるなら、

理の通じる大人なら、もっと容易に変われるハズ。


そうした見地に立って、そろそろ本気で自殺者数を減らす努力と、

虐待を減らす努力を、国民全体に浸透させるべく、

行政など、諸団体が動いてほしいと思うオヤジが一句






そうは云え  欲が邪魔する   大人かな






お粗末。